女性が年齢を重ねてきますと、更年期という問題に直面します。
更年期になりますと、生理痛で悩むことが少なくなると言われているのですが、このことはホルモンバランスが大きく関係しているからだとわかっています。
それに更年期に入ったからと言って、すべての人が生理痛で悩まなくなるというわけではなく、逆に生理痛がひどくなってしまう人も中にはいらっしゃるのです。
それなので、「更年期=生理痛緩和」というのは傾向としては間違っていると言えるのです。
更年期になりますと、いつ閉経してもおかしく状態となりまして、実は閉経する前には月経に大きな影響が出てきます。
たとえば月経周期の間隔が開いてしまったり、逆に間隔が狭くなったり、月経の日数についても通常でしたら4日~7日ほどだったのがばらつきがみられるようになってくることもあります。
つまりは生理不順と呼ばれている状態に陥ってしまうということです。
更年期になりますと、女性特有の子宮筋腫や子宮ガンを患うこともありまして、こういったときにも生理不順が起きますので、更年期だからと言って安心せずに、気になる症状がありましたらきちんと受診をすることをオススメします。
それに更年期の時にあまりにひどい生理痛がある場合にも、病気の可能性が考えられますので、こういった場合にも病院を受診するようにしましょう。