エルサレムに平和を! 中東に平和を!
叶えるは、多神教の知恵。
其処で、お嗤い乍ら敢えて、
エルサレム神社 建立の提案。
「ロシア(露)対ウクライナ(宇)」が終息所か収束すら見通せぬ一方、「イスラエル(以)対パレスチナ〔内の自治政府と任意組織群〕(把)」が久々、表に出てます。――パレスチナ内の任意組織「ハマース」に拠る対イスラエル空爆(10月7日)に始まった戦争の死者は、総じて1万人を超えて居ります(日本時間11月3日5時現在)。
同じキリスト教(而も共に「正教会」)国同士である「露対宇」とは違い、「以対把」は「ユダヤ教対イスラム教」、正に宗教対宗教・而も「一神教対一神教」の戦争です。
佳羅研は今から5年余り前、以下の言葉で始まる「ブログ(2018年(平成30)5月20日付)」を通して、中東に於ける永続的な安全と平和を齎す上での「一神教の構造的限界」と「多神教の知恵の必要性」を説きました。
■2018年5月20日付の「ブログ」にて筆者の部分的な認識の誤りが御座居ました。修正の上で此処に再録致します。
ヤーウェは、ユダヤ教に在って唯一の神。
ヤーウェは、キリスト教に在っても唯一の神。
(宗派に拠っては「エホバ」とも)
アッラーは、イスラム教に在って唯一の神。
ユダヤ教のヤーウェと
キリスト教のヤーウェ(エホバ)と
アッラーとは
併し、同じ神では無い。
――今改めて、以上の言葉を認識する必要が在ります。
[以下、前述「ブログ」の蒸し返しと成りますが、]「以対把」が表立つ毎に、アメリカ合衆国の政府が間に入るを試み、…「G7-日本(=合衆国+同国と同盟関係に在る欧羅巴5箇国)」は今回の戦争に際し、以の反撃を条件(国際人道法遵守←「ガザ」の民間人保護)付きで支持する旨を決めました(10月22日電話会談)が、合衆国も欧諸国もキリスト教国。「以対把」の間に入った所で、まあるく治まる訳が御座居ません。以の側に立つのは自然の成り行きです。キリスト教とユダヤ教とは、教えを多く共有してるからです。イスラム教国側にとって是は当然、面白くありません。亦、正に「一神教」であるが故に各々、異なる宗教・異なる教えが他に存在する事を認識し難い〔・判りたくない(?)〕―と云う構造上の問題も否定は出来ぬでしょう。
其処で、〔誠に素人考え且つ嗤われるのは承知の上ですが、〕若しエルサレム―前述3つの一神教にとって共通の聖地―市内且つ前述3つの一神教区域の外に空き地―「境内」を築くだけの―が在ったなら、其処に「エルサレム神社」を建立し、其処を根城として、イスラエルそしてパレスチナを自らの足で訪れては関係当事国の為政者・実力者と会見し且つ彼等を「…神社」に招き、歌舞・武道…等の諸行事(神事)に体験的な形で参加して戴きつつ、並行して彼等の間に自ら入って仲を取り持ち、和解を図る。――そうした事に、意を決して―無論、聖書と「タナハ(ユダヤ教典)」と「クルアーン(←コーラン=イスラム教典)」とを予め精読の上で、死をも恐れぬ覚悟を持ちつつ―自ら進んで取り組む〔可能な限り複数の〕神職の出現―を、佳羅研は敢えて、強く期待して止みません。――宗教には結局、宗教で対峙するしか御座居ませんから。具体的な理由は本文の終盤にて。
神道〔を含め多神教の殆ど〕は元来、一国(此の場合は日本)内でしか活動しない「民族宗教」ですが此処は一つ、中東の恒久的な安全と平和が結局、石油を始めとする鉱物資源の多くを中東から買ってる日本の恒久的な安全と平和をも約束する―と云う事を理解の上で、民族宗教の枠を敢えて超え、以上の課題に取り組むべきでしょう。無論、「八百万の神(々)」の発想を以て。[前述「ブログ」の蒸し返しは以上です。]
日本政府は此の問題に際しては、現地在住の同胞の安全確保に関する事を除いては少なくとも表向き、「半ば傍観」の姿勢を採る、しか御座居ません。宗教対宗教の戦争であるが故、現行憲法下、特定宗教への〔物的な〕関与(含む人的交流)が〔表向きは〕出来ない事に成ってる(第20条①③。但し、皇室関係を除く←第88条)からです。――が、其の一方で、若し神職が中東に神社を建立すべく移住する事を表明したなら、日本政府としては次の旨の言葉を掛けた上で、後は黙って送り出すべきでしょう。
日本国憲法の制約故に、我が政府としては、貴方々には何の支援も出来ない。自己責任を強いる格好で見送るのは辛いが、中東の恒久的な安全と平和が結局は鉱物資源の多くを中東に依存してる我が国・日本の恒久的な安全と平和をも約束するものと心得て、多神教の知恵を最大限に活かしつつ、しっかりと仲を取り持ち、和解へ導いて戴きたい。宗教が絡む問題は結局、宗教の力でしか解決出来ないから。尚且つ、一神教を信ずる彼等には大方、自分達とは異なる宗教・異なる規範の存在が見えないから。
改めて、複数の異なる一神教が在る中東・其処を恒久的に安全且つ平和な地とするには、多神教のプロが「八百万の神(々)」の発想を以て各一神教の為政者・実力者の間に入り和解を図る、しか無い。――佳羅研は斯く考えてます。
▲本文の作成に際しては、『ウイキペディア・フリー百科事典』と『デジタル大辞泉』(小学館)を一部で参照しております。
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