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佳 羅 体 育
1週遅れで恐縮ですが…
名を変えて今後も続く、
皇室利用者達の為の
国体改め国スポ
『国民体育大会』略して「国体」としては最後のスポーツ行事〔に姿を借りた「忠君の宴」〕が行われてました(於・鹿児島、10月7~17日)。案の定(?)、終わってみたら、「天皇杯」(←何故か此処では「男女総合得点」に拠る表彰。プロアマ混成の団体選手権大会(蹴球・籠球・排球)では「男子」の優勝者に贈られますが…)
「皇后杯」(「女子総合得点」に拠る表彰)共に東京の手に渡ってました。
1946年(昭和21)に京都で始まった国体ですが、2年後に「天皇杯」と「皇后杯」が導入され、其処から本来の目的(「広く国民の間にスポーツを普及し国民の体力向上を図ると共に、地方スポーツの振興と地方文化の発展に寄与する」:スポーツ庁)が摩り替えられ「スポーツを通して君主
(天皇)への忠義を養う」事が真且つ暗黙の目的と成った様で。64年・日本初のオリンピック開催に合わせるが如く開催県又は東京都への両杯授与が仕来りと成り、高知(2002=平成14)・岩手(2016)・愛媛(2017)と栃木(2022=令和4)が抵抗姿勢を見せた以外、此の仕来りは引き継がれ今に至ってます。更に、1968年開催時には「明治100(周)年記念」、2018年開催時には「明治150(周)年記念」と態々、「冠称」とやらが付けられました。
国体は、選手や観客の為に在るのでは無く、専ら極一握りの「当該開催地(都道府県)
に於ける、皇室を利用する実力者」達の為に、『国民スポーツ大会』・略して「国スポ」と名を変え来年からも延々と続けられます。

▲本文の作成に際しては、『ウイキペディア・
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