来年度から3.11を防災の日に!
今日から、秋。――法の上ではそう成りますが、最高気温が30度台の日は未だ断続的に生ずるとの事、本当の秋は未だ遠そうで…。
さて、今日・2023年(令和5年)9月1日は「関東地震」(以下、「関東」)の発生
(1923年=大正12年)から満100年、日本政府は同地震の発生の37年後から此の日を「防災の日」と称し、今日も総理大臣の参加で「防災訓練」が催されますが、佳羅研は是を契機に、「防災の日」を次年度(令和6年度=2024年4月~2025年3月)から「3月11日」即ち「東北地方太平洋沖地震」(以下、「東北」)発生の日に移すべき事を、以下の理由に拠り提言致します。
「東北」に拠る死亡及び行方不明者は2万2312人、「関東」の10万5385人と比べると確かに少ない。併し乍ら――
①「東北」は、地震の強さ(最大震度7)・大きさ(M(←「モーメント・マグニチュード」:中規模以上の地震に於けるエネルギー指標値)9)共に「関東」(最大震度6・M8.2)を上回って居り、日本国内で是迄に発生した地震としては最大。
②其の上、「東北」では、東京と周辺域で使う電気を造る為の〔と言って良い〕原子力発電所も津波で壊れた。而も、後始末が今以て難航中(原子炉の冷却で溜まり続けてる汚水の希釈排出が始まったばかり(8月24日)で、其の作業だけでも向こう30年は掛かるとの事)。
③以上2つを考え併せた場合、今そして今後数10年を生きる日本人にとっては、「東北」の「3.11」を「防災の日」とした上で訓練等に臨む方が、100年を経過した〔が故に当時を生きた人々は殆ど全てに近く故人と成ってる〕「関東」の「9.1」よりは防災意識を強く高く持つに効果的と云えよう。
――②に関し付け加えて言えば、「政府・地元漁業関係者・国内と海外の科学者(=水質研究の専門家)」が同席しての対話説明会を希釈排出の実行前に出来なかったのか―との思いは残ります。
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余談乍ら、明日(9月2日)は、「東亜細亜権益戦争」(1894~1945)に於ける日本の敗戦の確定(←「ポツダム宣言」の条件付き受諾に拠る降伏文書に署名)から数えて79回目です。
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