『ロスト・キング 500年越しの運命』

嘘は何度も繰り返されるうちに真実となる


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そうさね。

それは霧と古竜の時代が終わり、新たに訪れた火の時代。

偉大なる太陽の光の王、大王グウィンらによってもたらされた火の時代のことさね。


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またわけの分からんことをして、何なの?


大王グウィンが率いた騎士団の中でも、四騎士と謳われた卓越した力を持つ騎士の一人


狼騎士アルトリウスは、


深淵に呑まれかけていた黄金の魔術の国ウーラシールを救うため、


ただ一人の友であるシフと共に


ウーラシールを訪れた。


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シフ🐺かわいい!


生あるものならば足を踏み入れただけで命を落とすという深淵を生身で歩くことができたアルトリウスは、傷付き倒れたシフを守るために盾を置き、利き手であった左手を損傷しながらも慣れない右手で剣を振るい、ついには深淵の主を討ち取り自身もまた倒れた。

ウーラシールを救うことはできなかったものの、深淵の拡大を食い止めたアルトリウスは、後に“深淵歩き”と呼ばれ、英雄として畏敬の念を集めたのさね。

そしてアルトリウスの意志を継いだ深淵の監視者ファランの不死隊は、再び深淵の兆しが現れた際に備え、日夜剣技を磨き続けている-


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ちなみに何の話か分からない方も多いと思いますが『DARK SOULS』

の話です。

けれど、けれどねえ。
果たしてそれが真実だと誰が言い切れるのさね?


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そうだねえ。

本当は深淵を食い止めたのは名も無き不死。

アルトリウスは深淵に呑まれ正気を失い、

不死に剣を向けた後、討ち取られた。


そんなアルトリウスは今もなお、


ウーラシールの地に眠っているのさね。


英雄アルトリウスの物語は言ってしまえば嘘さね。

真実は深淵に呑まれ、何も救えなかった哀れな騎士。

それでも、物語は何度も繰り返されるうちに真実となったのさね。

本当の真実は深淵の中だったとしても-



ということで、超適当な概要さね(笑)

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旦那と別れて別々に暮らすようにはなったものの、

共同で二人の子どもを育てる


フィリッパ(左)は


仕事に子育てに大忙し!

フィリッパは仕事の能力は高かったものの、病気(筋痛性脳脊髄炎)や年齢のことを理由に新規プロジェクトからは意図的に外され、不当な扱いをうけていたんだ。

腹も立つけど、生活費のために仕事は続けなくちゃいけない。

そんなある夜、子どもといっしょに(学校のイベント?)


シェイクスピアの劇『リチャード三世』を観に行ったフィリッパは


他の保護者がリチャード三世をけなしているのを聞き、腹を立てやり込めてしまう。


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リチャード三世推しだったの?


いや、リチャード三世のことは特に詳しかったわけじゃないんだ。

ただ、


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理由もなく他人を見下す人は嫌い!!


とのことだったよ。

リチャード三世はシェイクスピアの劇の影響もあって、醜い容姿(背中に瘤がある)で心まで醜いまるで人間のクズのような評価だったみたいなんだけど、フィリッパはそれに疑問を持つんだ。

それからフィリッパはリチャード三世の本を買い漁り、


ヒマさえあればリチャード三世の本を読みあさり


ついにはリチャード三世協会(ファンクラブみたいなもの?)に入会!


そんなフィリッパの前には


何とリチャード三世が現れた!!


だけど、他人の目からはこう見えているはず。


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ああ、妄想か・・・


それは分からないけどね。

そしてフィリッパは


歴史の専門家に対し堂々と意見をぶつけたりしながら


リチャード三世にかけられた汚名を晴らそうとするんだ。

フィリッパは数100年間見つからないリチャード三世の遺骨を、何だかんだありながら探すことになるんだ!

そして!


おめでとう!

リチャード三世の遺骨が見つかりました!


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へー!

実話なんだね!


だけど、リチャード三世の遺骨が見つかってからもまだあるんだよ。

フィリッパの入念な調査と直感、リチャード三世の評価を覆そうとする人々の協力によってリチャード三世の遺骨はみつかるんだけど、その瞬間に手のひら返しする連中のまあ多いこと!多いこと!


フィリッパがいなければ、余は見つからなかったであろうな・・・


なのに、美味しいところはいただきだな!とでも言わんばかりに手柄を横取りしようとする連中までいるんだ!

そいつら、フィリッパが専門家ではないし、おまけに恐らくフィリッパが女性だという理由になっていない理由で「お前に見つけられるわきゃねーだろ!」って感じでバカにしてたのにさ!


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なにそれ!

ひどくない!?


いちか的におもしろいなと思ったのは、最終盤でフィリッパには子どもたちが群がって、手のひら返しの連中には大人の男たちが群がっていたことかな。
未だに権威という傘の下はカビ臭え野郎どもが大半だけど、固定観念を取っ払った自由な発想や未来、希望は子どもたちのものだ、みたいな?


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ちょっと違うけど、この辺の映画でも

(↑『燃ゆる女の肖像』)
(↑『TOVE トーベ』)
いつまで経ってもカビ臭え野郎どもがのさばっている、みたいな感じだったね。


・・・結局のところ人は信じたいものを信じたいように信じることしかできないのさね。

一度強く信じられてしまったものを覆すのは並大抵ではない。


そしてそれをやってしまったフィリッパ(真ん中・本人)は正に-


騎士そのものである、な。


そして物語はこんな言葉で締めくくられるのさね。


今日お話するのは、人生で正当な評価を得られず、真価を発揮できずにいた人の物語です。



それでは

今回もありがとうございました♡

バイバイ!またね♡

Salut(サリュ)♡