まえがき



以前、お昼ごはんを食べに行こうとして、精神面の不調から急に怖くなって入れなかったカフェに行きました。


孤独のグルメ(リアル)


写真が下手くそなんであれなんですが、チリマヨソースのかかった唐揚げランチになります。

おいしかったよー♡

ということで、今回は前回の続きになりますw



  『マーターズ』(リメイク版)

Amazon Prime Video


君は、あの光を見たか。


 簡単に言うと

4大フレンチホラーのひとつ、『マーターズ』のハリウッドリメイク版だよ!




  ⚠WARNING⚠


まずはリメイク版のお話だよ!

後半で『マーターズ』の核心的なネタバレがあるよ!

こっちだけ観るのもありだし、飛ばして後半だけ観るのもありだよ!

もちろんまっすぐ戻るのもありだね!




ああ君、好きにし給えよ

リメイク版マドモアゼル





もちろんわかってたんですよ。

オリジナルよりは劣るだろうなーって。

だから、オリジナルは過激すぎてアレだから、苦手な人はリメイク版を観るのもいいんじゃない?って書くつもりだったんですよ。

で、実際始まってみたら暴力描写こそマイルドになっているけど、けっこういいんじゃない?って思ってたわけですよ。

なんか、アンナとリュシーの子供時代なんか、オリジナルより良い感じだったしさ。

でも、少しづつあれ?と思う部分が増えてきて、満を持してのマドモアゼル登場からは…


もはや全く別の作品に。


『マーターズ』のリメイクだと思って観てたら、よくある復讐劇になっちゃったよ!

マイスターたちのプロフェッショナル感はほぼなくなって、傷ついた女性たちにあっさりやられちゃうしw

もちろん拷○シーンも重厚感も精神的な追い込みもほぼありません。


そもそも拷○シーンがほぼありませんw


最後の施術も、それならわざわざやらなくてよかったんでない?ってレベル。

正直『屋敷女』リメイクの『インサイド』の方がはるかにマシでした。


なんか腹は立たないけど、悔しいっすわ。

そして、ただただ悲しいよ。


願わくは、リメイク版だけを観て


「なんだ『マーターズ』ってこんなもんかw」


とは思わないでほしいかな。

リメイク版だけ観た方は、どうかオリジナル版も観てみてね!

ちなみに、リメイク版にはジャケ写の人は出てこないけど、オリジナル版にはしっかり出てくるよ!



というわけで、ここから先は『マーターズ』オリジナル版のみに焦点をあてたお話になります。




  ⚠WARNING⚠


この先、核心的なネタバレがあるよ!

『マーターズ』観たことなくて、興味はあるけど怖くて観れないー!

という方や、ネタバレばっちこいや!という方はどうぞお進みください♡





真実を知りたい?




これが真実さね。





マーターズとは殉教者という意味だそうです。(正確には殉教者たち)

つまりこの映画は


そういうことです。



マドモアゼルいわく、激しい苦痛に苛まされて生と死の狭間にいる人は、稀に本来なら見えないものを見るそうです。

死んでいてもおかしくないのにまだ生きている彼らは、犠牲者ではなく、殉教者であると。

それは全くの別物で、目が違うそうです。



殉教者の目




マドモアゼルは秘密結社的な謎の組織を率いて人為的に殉教者を生み出そうとしているんですよね。

そして殉教者にあることを聞くことを目的としています。

つまり、組織に捕らえられて拷○される人々は、みんな殉教者予備軍。

とはいえ、組織の17年の歴史(意外と短いw)の中でも殉教者となった人はたったの4人。

その中でも話を聞くことができた人は、いまだかつていないわけなんですが…



ついに殉教者から話を聞くことに成功します。

その殉教者こそ、物語の主人公アンナというわけです。

殉教者になるにはいくつかの段階があり、そもそも殉教者の一歩手前に至ることすらほぼほぼありません。

なので、アンナが殉教者の一歩手前に至ると、あんなに無慈悲だった拷○官がアンナに優しい言葉をかけます。

もう苦痛は終わりだと。

そして、最後の段階に至るために、さんざんアンナに暴行を加えた拷○官から外科的な手術を当然麻酔なしで受けるわけなんですが、その後ついにアンナは光を見ます。

その光とは…





光あるうち光の中へ





死後の世界


殉教者とは死後の世界を見た者。

それは臨死体験とは異なるもの。


なんだそうです。

組織を率いるマドモアゼルの目的は


死後の世界は存在するのか?


それを知りたかった。

ただそれだけなんです。

それが知的好奇心によるものなのか、死を恐れるがゆえに予め知りたかったのかはわかりません。

ひょっとしたらまったく別の理由かもしれません。

とにかく、ただそれだけのために自らは手を汚さず、多くの人を犠牲者としてきたわけで、このマドモアゼルという人物は


映画史上の中でも最ク○な人物の一人といってもいいんじゃね?


『ハイテンション』のあの人は、快楽や歪んだ愛から凶行を重ねました。

『屋敷女』のあの人は、喪失感や哀しい愛ゆえに凶暴化しました。

『マーターズ』のマドモアゼルは…



すまん。やっぱりク○だわ。





ク○ババアぁぁぁぁぁぁ!!

※この人は関係ありません




しかも、マドモアゼルがアンナから何かを聞いたあと、マドモアゼルのお友達のじいさんばあさんが集まってくるのね。

マドモアゼルから死後の世界について聞くためにね。

なんかさあ、その絵面がさあ、


完全に自分たちだけよけりゃ、若者なんていくらでも食い物にしてやるよ!っていう老害どもそのものなんだよね。


もしくは


上級国民と下級国民に置き換えてもいいよ。


とにかく


マジで気持ち悪い。

マジでF用語です。



果たして、マドモアゼルはアンナから何を聞いたのでしょうか?

実はこれはわからないんだよね。

ただ、マドモアゼルの最後の言葉は


「死後に何があると思う?」

「疑いなさい」


となります。

そして結末は…


どうかその目でお確かめください。



というわけで、正直『屋敷女』以上にオススメできません!

ただ、間違いなく観たら忘れられない作品になると思うので、怖いもの見たさで観てみるのもいいかもね。

暴力描写の方向性が『屋敷女』とかとは全然違うから、『マーターズ』の方が平気だよ!って方もいると思うし。

ああ、ひょっとしたら性的な拷○をなくした『隣の家の少女』みたいなもんだよ!なんかが近い喩えかも。

ちなみに、いちか的評価では


『屋敷女』以下『ハイテンション』以上になりますw


そしてやっぱり


『セルビアン・フィルム』の方がキツイと思いますw



しかしあれだね、

こんな映画を好んで観るわたしもやっぱり




ク○ババアぁぁぁぁぁぁ!!

※この人は関係ありません




うるせえぇぇぇぇぇぇ!!

※この人も関係ありません




それでは

最後まで読んでいただいてありがとうございました♡

あなたに幸あれ♡



次回は未定でーす♡