アラートです!
朝食しながらテレビを見てました。
テレビなんて百害あって一利無しなんですが、世間は多大な影響を受けているわけで、客商売なのでしゃーない。
吉村知事のイソジン常用推奨発言。
っざけるな!
イソジン(と準じるもの)の常用は絶対ダメ!
って内容です。
政権も官僚もエセ専門家もウケ狙い&米つきバッタのデタラメばかり。
野党も情けないを通り越し、害虫と化してます。
そのなかで維新の会系は、他と比べれば、ですが多少はマトモかな?なんて、淡い期待を持ってました。
が、やはりダメですかねえ。。。
私は医薬品卸時代に話題の「イソジン(とその関連)」を数万本は売ってきました。薬局は勿論、病院にも。
難しい理屈は略します。
そもそも消毒薬って、ウイルスをはじめ、細菌などを殺す(破壊する)薬です。
何回も触れている通り、私たちは多くの雑菌と共生関係にあります。
口の中や喉もそうです。
微妙なバランスで健康が維持できています。
そのバランスを崩します。
更に酸性です。
では何で消毒液を使うんでしょうか?
それは「一時的に、敵の敵を味方として、障害を避ける」ためです。
例えば、喉が痛く腫れていて、その原因が雑菌だと思われる緊急時に多少の犠牲を覚悟でやっつけるために「イソジン」を"一時的に"使います。
消毒液は人には敵です。
しかし、人に対し障害を起こしている目下の敵に対し、一時的にその"目下の敵"の「敵」であるイソジンの力を利用する。
っていうことです。
なので、イソジンを"常用する"、なんてとんでもないことです。
チョット刺激的ですが。
イソジンを常用すると、様々な副作用が出ます。
歯のエナメル質を溶かし虫歯や歯槽膿漏の原因になります。
(黒い部分が実際にイソジンの常用が原因で、虫歯&歯槽膿漏になったところの写真)
イソジンで消毒され無防備になった浸食部に更に虫歯菌が繁殖し、歯根奥深くに入り込み、そこには消毒液も届かず、果てに膿が脳に・・・、なんてことにならなければ良いのですが・・・
口腔粘膜びらん。
(ホッペの裏側が大きくただれてます)
更に、イソジンで消毒したら通常はそのままにですよね。
そうすると少なからず体内に取り込むこととなります。
胃潰瘍や刺激が継続するとびらん(潰瘍やポリープなど)が癌化することもあります。
そして腸に。
新型コロナ対策で唯一の拠り所である免疫。
その免疫の80%は腸で作られると言われています。
その腸のバランを崩し(下痢、便秘、炎症、など)、免疫力が落ちます。
更に更に・・・ここらへんで止めます。
最後にもう一度。
イソジン(やそれに準じるもの)の常用は絶対ダメ!!!
ホント、結果的にミスリードです!
人は間違いを犯します。
肝心なのは、間違いが分かったら、それを直ちに認め、反省し、次に生かすことです。
それができなきゃ、少なくとも民衆に大きな影響を与える(増して民衆から期待され選ばれた)立場にいる資格はありませんよね!
取り急ぎ。
では。
追伸)
私は大阪知事に言われるまでもなく数年前から対策をしています。
それは「お茶」です。
粉末茶を水で溶かし、飲んでます。
最初に、軽く口の中でクチュクチュ&ウガイ&ペッ、をします。
お気軽ですし、殺菌効果があり、ミネラルも摂れ免疫力も高めます。
(それだけじゃないんですが、詳しくは前のブログで)