カピティのまったりレザークラフト -2ページ目

カピティのまったりレザークラフト

趣味で始めたレザークラフトの作成過程をまったり更新

サッカーニュース


欧州遠征第2戦目、
フランスに歴史的勝利を果たした12日から4日後、
サッカー王国ブラジルとの国際親善マッチは、
0-4と実力差を見せつけられ惨敗。


フランス戦では、右ふくらはぎ打撲で、
欠場していた本田が、スタメンに名を連ね、
右サイドバックには、内田篤人がスタメンで起用された。


前半開始早々、日本は前線へ積極的にプレスをかけ、
ボール支配では、ブラジルを上回っていた。


フランス戦とは対照的な立ち上がりとなった。


日本としては悪くない入り方だったのだが、
前半12分、左サイドでボールをキープしていた。
オスカルが横にパスを流すと、一瞬マークが甘くなった隙をついて、
パウリーニョが豪快なミドルシュートを放つ。


アウトサイド気味に蹴られたボールは、
スリッピーなピッチで、川島の重心が左に傾き、
少しボールへの反応が遅れた為、わずかに手が届かず、
日本ゴールに突き刺さり、先制点を奪われてしまった。


一瞬でも隙を見せると、その隙を見逃さないのが、
サッカー大国ブラジルの強さ。


さらに、前半23分には、
審判が今野のスライディングを、
ファウルと取り、PKを与えてしまう。


この判定には納得が行かなかったが、
このチャンスをブラジルの至宝ネイマールが、
きっちりと決め、あれよあれよと2点差にされてしまう。


試合自体は日本にもチャンスがあったが、
中央をしっかりと絞ったブラジルのDFは固かった。


前線も、ネイマール、オスカル、カカ、フッキの四人だけで
崩せる力を持っており、しかも流動的な動きで、
日本DF陣を撹乱させる。


とにかく、個人個人の能力が高い上に、
連携もうまくいっているといった印象。


このまま、0-2で試合前半は折り返す形となった。


日本も悪いところだけではなく、内田がネイマールとやりあったり、
フッキと長友がやりあったり、大きな動きは封じていた。
この時点では、まだ逆転の可能性も期待出来る内容だった。


後半はザックにしては珍しく、選手を2人交代してきた。


内田⇒酒井宏樹
中村憲剛⇒乾


日本の左サイドはアウダイールが、
オーバーラップする事が多かったので、
そのスペースを、つこうという乾の選択はいいとして、
前半ネイマールを抑えていた、内田を下げたのは以外だった。


後半開始3分に、
ブラジルはコーナーキックのチャンスを迎える。


高く上げられたボールは、
ファーサイドにいた、ネイマールに渡る。


すかさずシュートしたボールは、
カバーに入った吉田の脚に当たり、ゴールへ吸い込まれていった。
これで3点差と、試合はほぼ決まってしまった。


その後、3点をリードしているブラジルは、
後方でゆっくりボールを回しながら、日本がボールチェイスにいくと、
一気にパススピードを上げ、前線へとボールを運んでいく。


日本も前半に感じた、
ブラジルの4人のテクニックを警戒してか、
うかつにボールを奪いにいく事が出来ない。


さすがに王国ブラジルは、
したたかなサッカーをしてくる。


後半は完全にブラジルペースで試合が流れ、
日本も幾度か本田がシュートを放つ場面はあったが、
決定的なシュートは1本も無かった。


逆に、後半31分ブラジルのカウンターから、
パスを受けたカカが、ゴール右隅へ川島の手を弾いてゴール。


その後、ブラジルは若手選手にチャンスを与えるべく、
次々と交代枠を使ってくる。


しかし、日本には打つ手が無い。


最後に宮市を投入したが、
さすがにあの時間だけでは何も出来ない。


そして、そのまま0-4と大敗を喫し、
日本は世界との差を痛感した。


というか、
今のブラジルは普通に強い。
ワールドカップでも、優勝候補に挙げられるレベル。


ただ、4失点と惨敗したように見えるが、
日本サッカーが、全く通用しなかった訳では無い。


不運な失点もあったし、審判の誤審もあった。
それでも勝てたとは、言えないレベルの差は感じたが・・・


それにしても、本田は縦横無尽に走っていた。
一番走っていたのでは?


解説では1トップとされていたが、
本田がインタビューで、語ったように0トップだった。


フランス戦のハーフナーよりは、
トップしての役割は果たしていた。


とにかく、
力の差を感じる事が出来たので、次に進むしか無い。


ワールドカップの出場を決める事が、
今の代表の最大の通過点。