証券会社時代、バブル期の銀行は融資をのばすため、
証券会社や保険会社と組んで、土地を担保に資金を貸し出し、
証券会社の営業とタッグを組んだ時は、株式購入資金へ、、、、。
生命保険会社の営業と組んだ時は変額保険へ、、、。
土地が株に化けた場合はバブル崩壊後、すぐ精算されるシステムなので、
当時、株をやってた方は、まあ覚悟のうえですから、
土地や家がなくなったりするのは、
ある意味自己責任の部分があったのかもしれませんが、
銀行、生命保険タッグにおいては、
バブル崩壊後何年もたってるのに、自宅兼自社ビル担保の銀行融資で
高額の変額保険を購入し、競売にかかって立ち退きを迫られている、
私の顧客がおりました。
その方がおっしゃるには、銀行員にだまされた、保険なので元本は
安全だと思ったとおっしゃってました。
自宅担保の融資で元本保証でない高額変額保険に加入させるなんて、
バブル期の銀行員、えぐいなあという感想を持ちました。
3店舗目勤務のときなので、23区の好立地の方でしたが、自社ビルは人手に渡り、
ほとんど取引はありませんでしたが、いつの間にかいなくなってました。
バブル崩壊後、銀行は自社で債権回収を行ってましたので、
銀行員自身が、足下にすがってくる経営者相手に容赦なく債権を
回収するのが仕事ですと自嘲気味に語っていた事が印象に残ってます。
今は、債権自体を売っぱらうので、そういう汚れ仕事は専門の会社が
行う事が多いみたいですが、、、、、、、、。