TEAM NACS第17回本公演、千秋楽のライブビューイング観てきました!
まず劇場で全体を見てましたので、その後役者の顔をアップで見られるのは嬉しいですね。
劇場ではカーテンコールで大泉さんが「音尾くんが日に日に谷村感が強くなっていって、釣りで日焼けしたらさらにエディーマーフィーに見えてくる」と話してまして、そんなエディーマーフィーがカツラを被った女中姿、アップで見られて最高でした。
お話は昭和27年。映画の脚本を作るために熱海の旅館に缶詰になる脚本家3人(モリ、洋ちゃん、ヤスケン)とプロデューサー見習い(シゲ)と旅館の風呂番(音尾)。あと5人の女中さんたち(笑)。
パンフレットを購入していないので名前までは分からないのですが、女中さんたちは大泉さんが小泉、森崎さんが木崎、安田さんが高田となっていました。枕投げの最中にいつの間にか女中さんに変わっていく場面は何度見ても笑いますねぇ。
千秋楽では音尾さんのカツラが外れて高田さんが持ち去って放っちゃって、音尾さんは枕を頭に当ててやり過ごしてました。私が劇場に観に行った時に「初めてカツラ外れた」て言ってたんですが、その後カツラ外すのがデフォルテになったのかしら?
2ヶ月缶詰になっても話は進まない。同じ旅館に黒澤明が缶詰になっていることを知ってライバル心を燃やすが、脚本は進まず。結果、映画制作自体がなくなり缶詰も終わりを告げた。恋愛に奥手な灰島は、女中の高田に惚れて最後に告白するが断られる。ああ、可哀想にねぇ。
「傑作」のことを「マスターピース」と言うそうで、傑作を作ろうともがく脚本家たちの様子が描かれておりました。
大いに笑わせていただきましたが、ちょっとガッカリが。
NACSさんのお芝居は笑って笑って最後に泣かせるんですけど、これは泣かなかった。もう手ぬぐい用意していつでも泣けるようにしていたのに。
時間もアンコール入れて2時間ちょっきり。コロナのせいもあると思うけど、なんか短かったです。あと15分長くしたら、泣けるシーンも追加できたのでは?! なんて思うのは贅沢でしょうかね。
前作・PARAMUSIRがハードでやたら泣けたものだったから、そのギャップもあるんだろうけど、泣きたかったなぁ。
とはいえ、本日のライブビューイングで「最後のお花と虎二郎のシーン」で泣けばよかったのか! と気づきました。大泉さんもなんかウルウルしてたし、ほんの少しだけ心動かされました。少しだけ。
あ、あとライブビューイングで分かったのですが、みなさん地毛でしたね。あ、音尾さんの女中を除いてですが。乙骨さんがモジャモジャで高田さんは整っていたんで、どちらかでカツラ被ってるのかと思いましたが違いました。シゲちゃんの女装が少なかったなぁ。
あ、シゲちゃんは「水です」ていうところ「酒です」で間違えてました。DVDやBDになる時には、この千秋楽が映像化されるのかしら? それとも別の回を録画してるのかな? 今回のカット割りは割とよかったように思うので、発売されるものもこんな感じだと良いな。でも、ずーっとロングの映像をワイプで見られるようにしてくれたら、もっと良いな。
そうそう、ジャンボリーのライブビューイングは最後に特典映像?があるんですけど、今回は配信のみに特典映像が付いていたようです。これは円盤に収録されるんでしょうか?
※追記※
ファンクラブの会報で女中さんたちの名前わかりました。なるほどのお名前です。
森崎(諸澤)→木崎 安田(乙骨)→高田 戸次(茶山)→佐藤 大泉(灰島)→小泉 音尾(猫屋)→宅麻