原作では毎回主人公が変わりましたが、今回は山岳ガイドの柚月が各話の登場人物を案内していく、と言う展開。
直子とか木嶋とかはドラマオリジナルですよね?
なんだろう、工藤夕貴の顔が作り物みたいな化粧で気になりました。
第1回「女ともだち~妙高山・火打山」
第2回「高嶺(たかね)の花~妙高山・火打山」
妙高山と火打山を合体させて、アレンジがあれこれしてありました。ようやく独り立ちしたガイドの柚月がちょっと頼りなくて心配。年下の先輩・木嶋が見守ってくれていて助かりましたね。
同僚女2人(初心者)と登山歴ありのおっさんと初心者らしき婚活パーティーで知り合ったカップルを率いる柚月。実は初心者と思われていた女性はバリバリの山女でした。
上司と不倫してる女が上原多香子で笑った。
第3回「てっぺん~唐松岳」
第4回「ロマンチスト~唐松岳」
これは金時山かな。
柚月の元同僚・舞子が年下の彼氏と登山に来て柚月とバッタリ。急遽柚月にガイドを頼み、一泊二日で唐松岳へ3人で登ることに。そこで柚月と舞子が自分たちの過去について話し合う。
一度でいいからテッペン取りたい! と言う舞子に、テッペンに立つことだけが全てじゃないぜ、と伝える年下彼氏。いつか役者としてブレイクするかもね。
第5回「雨女~白馬岳」
第6回「分岐点~白馬岳」
こちらは利尻山と白馬岳、そして槍ヶ岳も混ざってますね。
新しい技術を認めず頑ななジジイと夫にないがしろにされる女性。いつも同行者のせいで登頂できずにいた女性。雨女の妹と夫から離婚を持ちかけられた姉。
各々問題を抱えていましたが、みんなで登山をしてそれぞれ一歩前に進んだようです。柚月の帽子も大人気だとか。
第7回[終]「頂を越えて~上高地・涸沢(からさわ)」
こちらはトンガリロでした。
柚月と元カレの話。帽子屋をメインにするか登山ガイドを続けるべきか迷う柚月は、元カレとの思い出の詰まった涸沢に登り、自分の将来について考えるのでした。
木嶋がストーキングしてくるのには毎度笑いますが、頑張って柚月を口説いてくださいって感じですかね。ニュージーランドへの転勤を断って会社を辞めて登山ガイドになった柚月の背中を押してくれたのは元カレ。しかし元カレは母親にせがまれて夢を諦め、2人は破局。ところが元カレは夢を叶えていたことがラストで分かりました。
過去に出てきた雨女姉妹と再会して、やっぱり柚月はガイドも続けるんじゃないのかな? と思いました。
ら、続けていたようです↓
ドラマの続編があるそうで、それの原作がカラフェスに行こうだとか。あら、これは読んだことないわ。と思ったら、この一篇だけ追加して文庫本になっていたようです。文庫本、探さなくては。
そしてこのスペシャルドラマは再放送の予定がないみたい。残念。