ドラマ見ました。

新聞欄に「アーロン」て書いてあって、郭富城?と思って調べたら飛輪海の炎亞倫でした。そりゃ台湾ドラマですから、台湾のアーロンですよね。

彼、死神少女以来でしたが、まぁ、すっかり大人の色気ムンムンな男性になってました。と、調べてみたら、死神少女の時は既に25歳だったとな?!  もうとっくに大人だったんですね。でもちゃんとティーンに見えてたわ。素晴らしいわね。

 

2000年、台湾で日本の新幹線を走らせるプロジェクトに関わり、台湾に転勤になった春香の物語でした。

女子大生の時に1人で台湾旅行した時出会ったジモティのイケメンのエリック。一日遊んだだけでもらった連絡先を無くしてしまい、阪神淡路大震災で被災した春香はその後何度か台湾を訪れるもエリックには会えず。台中地震があった時は台中に駆けつけたがエリックの情報は得られなかった。そしてホテルマンの繁之と付き合っていて、台湾から戻ってきたら結婚する約束をしていた。

一方エリックは震災後の神戸に行き春香を探したが出会えず日本の建設会社に就職をしていた。春香の同僚がエリックを探し出し、7年だか8年ぶりに再会。エリックは今でも春香に恋をしており、春香も初恋だったエリックに心惹かれるものの、繁之がいるのでお付き合いはせず別れることに。

なんだよ、春香! エリックを選べよ! でした。

さて、エリックが日本で知り合った葉山というご老人。台湾出身で当時台湾人だった親友の中野に暴言を吐いたことを悔やんでいて、一度も台湾に戻ることがなかったのですが、エリックと春香に諭されて台湾に戻り、無事中野と再会しました。これにはもう涙ウルウルです。

その後ガンになった葉山に医者である中野が「台湾で死ね。俺が看取る」て言うんですよ。いや〜泣けた。帰国して日本の家を片付けて台湾で入院してましたが、最後に新幹線にも乗れたし、亡くなる描写がなくて安心しました。

 

さて、アーロン、もといエリックはやはりカッコいいですね。私としては台湾高鐵の副社長・レスリーが好みです。あと若い頃の中野と中野の孫を演じていた男の子も可愛くて良いですね。

春香がレスリーの想いに気づかないあたりもクスッときました。春香、モテモテ。

 

レスリーは高鐵を辞めたものの、社長に頼まれたのでしょうか、戻ってまいりました。開業が遅れに遅れ、不安視する台湾の人たち。そんな人たちに新幹線の安全性を示すためにも1ヶ月間無事故運転をすることにしたのでした。

いやいや、その1ヶ月が思いの外ゆっくり進むのでハラハラドキドキしちゃったじゃない。1ヶ月完走して、結局台湾新幹線は5年の予定が7年かかってしまいましたが、無事に開通となりました。

春香は繁之と別れることを決め、会社を辞めて台湾で暮らすことにしたのでした。あら、ビックリ! 繁之と別れることにしたのは、エリックが云々ではなく台湾と日本を繋ぐ仕事がしたいから、と言うことだそうです。ほほう、本当にそれだけかな? まぁ、どう見ても繁之よりエリックだろ、と思ってましたけど、改めて考えると繁之かわいそうだよね。7年も遠距離でその間結婚することを楽しみにしていたのにフラれちゃってさ。悲しいよねぇ。繁之にも幸せになってもらいたいわ。

 

そして春香が車椅子の葉山を連れて新幹線に乗ろうとしたところ、新幹線に乗りに来たエリックと再会。葉山に背中を押されてエリックと共に新幹線に乗るのでした。

車椅子の老人放って男に走るなんて! と言っていた方もいましたけど、葉山が「行け」って言ったんだし、葉山も無事に新幹線に乗れたから、まぁ、結果オーライってことで私的にはアリでした。エリックは春香が台湾で暮らしたいと思うようになった原因でもあり結果でもあるわけですし。

エリックも13年間越しの恋が実って良かったねぇ。しばらくは遠距離恋愛だそうですが、そのうちエリックが台湾に戻ってくるのかな?

ひとまず、春香と言うよりエリックが幸せになってくれて安心しました。

 

他にも春香の先輩の安西のエピソードもありましたが、安西役の井浦新ちょっと太った? 情けない男でしたが、彼が離婚するのかどうかも多少気になりましたね。

あと高尾に住む男の子が新幹線を見て整備士になった、と言うエピソードもありました。この子はイケメンでは無かったけど可愛かったです。新幹線内で未婚の母となった幼馴染にプロポーズしてOKもらってました。良かった良かった。
 

NHKだし台湾との合同制作だし、色々と豪華で大変楽しく拝見いたいました。全部ロケで台湾の街並みとかも色々と見られたし。ほんと楽しかった。時代の移り変わりがケータイとかPCとかで表現されていて、それも面白かったです。

大満足。

 

原作はこちら。機会があれば読みたいです。