アナと雪の女王2を見たのですが、まずは最初の映画の感想から。

 

 

あらすじは割愛するとして、最初映画館で見たときは驚きました。そばかすまで描かれていてすごく絵が綺麗! ♫ありのままに〜が思っていたよりも早い段階で流れたのにも驚いた記憶があります。

声優も誰が誰だとは知らずに見て、最後に知って「あら!」でした。松たか子はブレイブストーリーの時にすごく上手で驚いたので(ウエンツ瑛士が下手すぎたと言うのもある)なるほどでしたが、神田沙也加も上手だったのでこれまた驚きました。驚いてばかりですな。

物語としては、まず、国王が城の門を閉ざした意味がわからなかったですねぇ。エルサの能力が危険であったとしても、国民としても「なぜ?」と国王に不信感を持つのではないかと思うのだけど、この国の人たちは純粋な人たちのようだから、さほど気にしてはいないよう。

そして両親が2人で同じ船に乗って行ったのは宜しくなかったのでは? と思ってしまったわ。何かあったときのために別便で行けば良かったのに。

てか、アレンデールの国って、何で収入を得ているのか不思議。貿易のようだけど、何を貿易しているのでしょうか。エルサが戴冠式をするまで、国は誰が動かしていたのかも気になるところです。

クリストフがアナにキスして呪いが解けたら良かったのに、とも思いましたが、エルサが自分の力と向き合いハッピーエンドでようございました。ヒットしたのも納得です。

 

そしてアナと雪の女王2

不思議な歌声がエルサだけに聞こえるようになり、国中の火が消えアレンデールの民は丘の上に避難。トロールに国民を任せ、エルサたちは冒険の旅に出る。

エルサの魔法の秘密がわかる!と思っていたけど、結局のところハッキリとわかったわけではなく、ちょっと拍子抜け。

とはいえ、姉妹のルーツがわかりました。

姉妹の祖父がノーサルドラと友好のダムを作ったが、実はノーサルドラを支配するためのものだった。祖父たちがノーサルドラと戦いを始めたところ、怒った精霊たちによって34年者あいだ霧の中に閉じ込められてました。

戦いの地にいた父は母に助けられて国に戻り結婚。実は母はノーサルドラ人でした。エルサの能力について解明するためアートハランに向かう途中に遭難。これ、随分前に遭難したんだと思っていたら、2から遡ること5年前でした。

それはともかく。

ノーサルドラには火・水・風・地の精霊がいて、エルサ一行はこの精霊たちを仲間につけまして、エルサはアートハランに向かい、自分の祖父がこの争いを始めたことを知るのでした。アナはエルサからの伝言により祖父の作ったダムを壊して呪いが解けノーサルドラの霧が晴れました。そのせいでアレンデールに高波が押し寄せますが、エルサの力で防ぎアレンデールに平和が戻りました。良かったねぇ。

ピンチに立ち向かう姉妹と違い、クリストフの呑気なこと。アナにプロポーズしたいけどなかなか上手いこといかなくて空振り。プロポーズのリハーサルしてたら姉妹が旅に出てしまうし。あんまり良いとこ無かったなぁ。それでも最後にようやくプロポーズして結婚とあいなったようです。

そしてエルサはノーサルドラの女王となりアナがアレンデールの女王となりました。マジか。クリストフ、国王か? アナがキチンと国を司ることができるのか、ちょっと心配。

 

結果、エルサの力が呪いを解く鍵だったわけですが、だからと言ってなぜエルサに氷の能力が? てことはハッキリ描かれていませんでした。まぁ、神様がアレンデールとノーサルドラの和解のために、二国間のミックスであるエルサに氷の能力を授けたのだろう、と解釈はしましたけど。

今回の曲もすごく良くて、特にエンディングの男性の歌声が素晴らしかったです。でも「ありのままに」ほどはヒットするかしら? あとエルサにだけ聞こえる歌声も素敵でした。

そうそう、今回は吹き替えではなく字幕で見ました。だけどなんか私の頭の中ではアナは神田沙也加、エルサは松たか子の声で日本語で話しているかのように感じまして、ちょっと不思議な感覚でした。

 

で、結局のところ、やはり絵も素晴らしく綺麗で楽しめましたが、前作よりも面白いかと問われたら、そうでもなく。

なんか、エルサがずっと怒り顔で(戦っていたからなんだけどね)そんな印象が強いです。

もう一度、今度は吹き替えで見たいな〜とも思っているのですが、なかなかタイミングが合わず、テレビを待つかな。