ドラマ、ようやく見ました。

原作は昔自宅にあって好きでよく読んでいましたが、気づいたら無くなっていて、長いこと読んでいませんでした。

なので、どんな話だったかイマイチ思い出せないままドラマ見たのですが、いやぁ、いろいろ衝撃的。

 

 

 

 

天羽賢治(ケン)はアメリカに住む日系二世の新聞記者。第二次世界大戦が始まり、日系人は強制収容されてしまう。ケンのすぐ下の弟は日本留学中だったため日本兵として出兵し、末の弟はアメリカ兵として出兵。ケンたちは二つの祖国の間で思い悩む。

 

てことで、第二次世界大戦で翻弄された日系二世のお話。原作はとても長くて、特に後半は延々と裁判の様子が書かれていて、そのあたりは飛ばして読んでいた記憶があります。

正直、小栗旬でドラマ化か〜どんなもんかな〜なんて思っていたのですが、のっけから全裸の小栗旬にやられました。洋楽メドレーで時代とか選曲とかが合わないなど、評判は良くなかったようですが、私は気にならなかったです。良い曲聴けたし、そんな悪くなかったと思うんだけどな?

 
日本とアメリカと二つの祖国に挟まれて揺れ動くケンを見てるのは辛かったわ。弟との再会シーンは悲しいねぇ。
ケンと梛子の関係には、ねぇ、もっと早く2人がくっついていれば、エミーだって傷つかずに済んだのに。と思ってしまうわ。梛子が原爆の被害に遭ったのも、ほんと辛い。チャーリーの妹も可哀想だわ。
で、最後にケンが自殺しちゃうし(これは覚えてた)。
辛すぎる〜と思っていたけど、ラスト、ケンの息子が父の跡を継いで新聞記者になっていたり、ケンたちが今の日系人たちに扮して(?)幸せに暮らしている姿が描かれていて、なんかちょっとホッとできました。
 
聞いた話だけど、太平洋戦争で日本が戦っていた相手がアメリカだって知らない若者が少なからずいるそうですね。そんな人たちはこのドラマを見てどう思ったのかしら。
 
なんにせよ、戦争はダメ!てことですね。
 

そして私が驚いたのは、メインの登場人物たちの英語力。もともと喋れるのか特訓したのかわかりませんが、みんなすごいな〜プロだな〜なんて感心しました。

失礼ながら英語を喋るムロツヨシには笑いましたけど。

 

思っていた以上に面白く(というのは語弊があるけど)引き込まれてしまい、録画したけど見るのめんどくさい〜なんて思っていた自分を恥じました。