先日、船上パーティーで日本舞踊を披露してきました。定員100名ほどの大きさの、東京湾をクルージングするヨットの中だったので、間口二間(畳の長いほう二枚分)奥行き一間半程の狭いスペースで、しかもお酒の入る夜の席だったので、硬いものよりも面白みのある少し笑える題材を選びました。季節が秋という事も配慮して、「虫づくし」。ちょっと歌詞を書いてみます。

  

 「虫づくし」

   

   くつわむしなどと、あなたは仰いますが、

   そのガチャガチャに、なぜ惚れた

   お前と一緒になる為に、親子の縁もきりぎりす

   泣く泣く夜をまつむしに、合図暮れのかねたたき

   人目を忍ぶ道行きや、熱さ過ぎればすずむしなんぞと

   お他人さんの世迷言 

   二人が仲は、閻魔こおろぎ、奈落の底に沈むとも女の心は変わりゃせぬ

   夢々私を秋の虫などと、云うのも籠の中、悋気と鳴いたが無理かいな



 よ~く読んでみて。ちょっぴりお色気のあるシャレの連続でしょ?

昔から有ったのね~、オヤジギャグ・・・。江戸時代自体がシャレの文化だったですからね。

この歌詞を、一体どれくらい聞きとって貰えたかなあ。

豪華クルーズのスタイリッシュな客船とは意外な取り合わせで、一体何が始まったのか、4分位の短い曲だったので、皆さんあっけに取られている内に終わってしまったんじゃないかと・・・・。ん~、やっぱり隅田川の屋形船がしっくり来るよね~。



 でも、東京湾から見た東京の夜景は綺麗でした。風も無く暖かい日で本当に楽しかったです。