世の中に資格試験多種多様有れど、 「江戸文化歴史検定」 こんな検定試験があるってご存知でした?私も薄々どこかで耳にしたという程度だったんですけど、改めて認識するととても興味が沸いてきました。



 試験は3級から1級まであって、3級合格に必要な知識は短期の観光旅行レベル、2級合格に必要な知識は短期留学のレベル、1級となると現地で旅行ガイドとして生計が立てられるレベルだそうです。うう~ん、難しそう。決まりきった知識だけでなく、雑学もかなり要りそうだなア。



  ともあれ、江戸時代の日本は鎖国をしていたという時代背景もあり、日本人が独自の文化の中で伸びやかに生き、かつ本来の日本人のアイデンティティーがぎゅっと凝縮されている時代と言っても過言ではないでしょう。

 しかも現代の深刻なテーマになっている環境にも優しいエコロジー社会でした。日本には下水も無かったと言われますが、下水が無かったのも非文明的だったのではなく、必要が無いほど、エコロジーが進んでいたのです。着物もそうです。絹の上等な着物は何十年、下手したら何百年も持ちますが、庶民の着ていた綿の着物の徹底的な有効利用のされ方は、芸術的でさえ有ります。まず着物として徹底的に着回しされた後、擦り切れたりして着物として着られなくなると、まだ使える所だけを使って帯にしたり、座布団にしたり、それでも使えなくなると今度は赤ん坊のオシメ、それも使えなくなると次は細く切った布を縒って下駄や草履の鼻緒、それも使えなくなると燃やして灰にしてしまいます。普通ならそこで終わりですよね。ところがまだ先があるのです。何とその灰を買いに来る「灰買屋」という商売が有り、その灰は最終的に着物の染み抜きや、染色等に使われていたというのですから驚きです。

 とさらに庶民の間に正月、ひな祭りといった行事、五節句といわれるものが確立され、稽古事や芝居も盛んになったり、あらゆる分野で日本文化が大きく花開いた時代でもあります。そんな江戸を知ることは、現代人にとって大変有意義なことであり、そこには現代社会に充分生かせるヒントもいっぱいあるはずです。



 平成18年11月3日に第一回目の検定試験が行われたそうですが、次回は平成19年11月4日(日) 明治大学駿河台校舎他・他都内大学キャンパスで行われる予定だそうです。

 実は私もちょっと受けて見ようかなという気になっています・・・・。この歳になって受験するとは思わなかったけど、でも面白そう。興味のある方、ご一緒にトライしてみませんか?