
これはもう10年近くも前になりますが、歴史街道推進協議会の企画で、始めて海外で日本舞踊の披露をさせて頂いたときの写真です。アメリカ、ワシントンDCとミネアポリスの2都市で、「さくらさくら」と長唄「越後獅子」を踊りました。
「さくらさくら」は、とても情緒的なアレンジの良い音源が見付かった事と、初代アメリカ大統領ジョージ・ワシントンと桜の木の有名な逸話を思い出し、これしかないと思って自分で始めて振り付けをした思い出深い作品です。長唄「越後獅子」は古典の歌舞伎舞踊で有るという事と、長い晒しを大波、小波、漣に振り分けるパフォーマンスがアメリカの方々に喜んで頂けると思い選んだ演目でした。何もかもが始めての体験で、今までの自分の体験の全てを総動員させ、精一杯頑張りました。現地に駐在されている日本人スタッフの方々もにお力添え頂き、無事終わった時は本当にホッとしました。
この貴重な体験が、日本人自身が日本文化を正しく理解して伝えることの大切さや、日本人の日本文化に対する捕らえ方の問題点を見直すきっかけになり、それが10年近くの年月を経てNPO「紫薫子の会」の設立に結びついたといえるでしょう。
帰りに一人で立ち寄ったニューヨークでの体験もその感覚にさらに拍車を掛ける事になり、あらたに日本文化と異国の文化の関わりを、今までとは違った角度から捕らえる事になりました。詳しくは昨年出版された「薫桜の記」をお読み頂ければと思います。
下記は、歴史街道推進協議会の企画に協力された方たちが集まり、報告やパネルディスカッションをした時の記事の場抜粋です。一番左に写っているのが私です。
歴史街道推進協議会発足10周年記念フォーラム開催
◆海外交流分野
「まず、ヨーロッパなどで共同でフォーラムなどを開催している韓国観光公社から大阪支店長の呉龍洙氏、オランダから来日し、日本の祭りを撮り続けている写真家・キエルド・ドゥイツ氏、海外フォーラムで日本の文化紹介に携わった日本舞踊家の花柳廸薫氏。そして、北京人民放送局の丹青氏は、協議会事務局の崔の通訳で国際電話でライブで参加しました。
それぞれの立場から、日本や関西の歴史文化をより多くの人々に伝えていこうという熱意が伝わってきました。 」