
昨日浴衣会が無事終わりました。
今回私は久々に古典の立役で、長唄「七福神」を踊りました。
「七福神」という題名なのに、なぜか恵比寿しか登場しない不思議な踊りです。前半は神話の国造りにお話から、恵比寿神の誕生のお話、後半はめでたい引くもの尽くしで、様々なおめでたいものを引き合いに出してきます。振りも細かくてテンポも速いので、踊り甲斐のある難しい踊り、もしくは見応えのある楽しい踊りです。
長唄「七福神」
それ伊弉諾弉冊夫婦寄り合い
漫々たる和田津海に天の逆鉾降させ給い
引上げ給う其したたり凝り固まって一つの島を
月読日読 蛭子素盞鳥儲け給う
蛭子と申すは恵比寿のことよ
骨なし皮なしやくたいなし三年足立ちたまわねば
手繰りくりくる来る船に乗せ奉れば
蒼海原に流したまえば海を譲りに受取り給う
西の宮の恵比寿三郎いとも賢き釣針おろし
万の魚を釣りつった姿はいよ扨しおらしや
引けや引け引け引く物品々
様はきわずみ琵琶や琴 胡弓三味線東雲横雲
そこ引け小車 子供達に御座れ宝引しよ宝引しよと 帆綱引っかけ宝船曳いて来た
いざや若い衆網引くまいか 沖の鴎がぱっと
ぱっと立ったは三人張強弓 よつ引絞りにひょうふつと
射落とせば浮きつ沈みつ 浪に揺られて沖の方へ引くとの
水無月なかば祇園どのの祭で 山鉾飾って渡り拍子で曳いて来た
拍子揃えて打つや太鼓の音のよさ
鳴るか鳴らぬか山田の鳴子 山田の鳴子
引けばからころ からりころり からりころり からころからころからころや
くつばみ揃えて神の神馬を引連れ引連れ 勇みいさむや千代の御神楽
神は利生をつげの櫛 引神は利生を黄楊の櫛 引く注連縄の長き縁を