

2月3日,水曜日
何事も闘争心や自己本位の気持ちからするのではなく,むしろ,他の人が自分より上であると考えてへりくだった思いを持ち[なさい]。―フィリ 2:3。
謙遜さとは何ですか。今は誇り高い人が多い世の中なので,謙遜な人は弱くて自信に欠けている,と考える人もいるでしょう。しかし事実から言えば,大抵はその反対です。謙遜さを示すには,強さと勇気が必要です。謙遜さは,「誇りや尊大さとは逆の態度」と定義されてきました。クリスチャン・ギリシャ語聖書の中で,「謙遜」と訳されている語は,「へりくだった思い」と訳されることもあります。謙遜さは,自分に対する見方から始まります。ある聖書辞典は,「謙遜であるとは,自分が神のみ前でどれほど低い立場にいるかを知っていることである」と述べています。もし神のみ前で本当に謙遜であれば,自分が他の人よりも上であると考えることなどないでしょう。(ロマ 12:3)不完全な人間が謙遜さを培うのは簡単ではありません。しかし,神のみ前における自分の立場について熟考し,み子の足跡に従うなら,謙遜さを身に付けることができます。塔15 2/15 1:4
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