

「子らはエホバからの相続物であ(る)」。今から3,000年ほど前,感謝の念にあふれた一人の親は感嘆の声を上げ,そのように述べました。(詩編 127:3)実際,親であることの喜びは神から与えられるかけがえのない報いであり,結婚していれば大抵の人がこの喜びを経験できます。しかし,子供を持った人はやがて,親であることには喜びと共に責任が伴うことを悟ります。
詩篇127編3節
3 見よ,子らはエホバからの相続物であり,
腹の実は報いである。
2 特に,この時代に子供を育てるのは大変な仕事です。それでも,上手に子供を育て上げてきた人は大勢います。霊感を受けた詩編作者はその方法に注意を向け,こう述べています。「エホバご自身が家を建てるのでなければ,建てる者たちがそのために骨折って働いても無駄である」。(詩編 127:1)エホバの教えにしっかりと従えば従うほど,良い親になれるのです。聖書には,「心をつくしてエホバに依り頼め。自分の理解に頼ってはならない」という言葉があります。(箴言 3:5)あなたは,子育てという20年計画に取りかかるに当たって,エホバの助言に進んで耳を傾けますか。
詩篇127編1節
127 エホバご自身が家を建てるのでなければ,
建てる者たちがそのために骨折って働いても無駄である。
エホバご自身が都市を守るのでなければ,
見張りが目覚めていても無駄である。
箴言3章5節
5 心をつくしてエホバに依り頼め。自分の理解に頼ってはならない。
1,2 親は子供を育てる上での助けをだれに求めるべきですか。