

『かぶととして救いの希望を身に着けていなさい』。―テサロニケ第一 5:8。
テサロニケ第一5章8節
8 しかし昼に属するわたしたちは,冷静さを保ち,信仰と愛の胸当てを,また,かぶととして救いの希望を身に着けていましょう。
救われるという希望は,最も悲惨な状態の中で持ちこたえる助けになります。船が難破し,救命ボートで漂流している人は,間もなく救助されると分かっていれば,ずっと長く忍耐することができます。同様に,「エホバの救い」に対する希望も,これまで何千年にもわたって,信仰の男女を困難な時期に支えてきました。この希望が失望に至ったことは一度もありません。(出エジプト記 14:13。詩編 3:8。ローマ 5:5; 9:33)使徒パウロは,「救いの希望」をクリスチャンの霊的な武具の「かぶと」に例えました。(テサロニケ第一 5:8。エフェソス 6:17)そうです,神が救ってくださることを確信していれば,思考力が守られ,逆境,反対,誘惑などに遭っても冷静さを保ちやすくなります。
出エジプト記14章13節
13 その時モーセは民に言った,「恐れてはいけない。しっかり立って,エホバの救いを見なさい。それをあなた方のために今日成し遂げてくださるのです。あなた方が今日見るこのエジプト人を,あなた方は二度と,そうです,二度と再び見ることはありません。
詩篇3章8節
8 救いはエホバのものです。
あなたの祝福はあなたの民の上にあります。セラ。
ローマ5章5節
5 その希望が失望に至ることはありません。神の愛が,わたしたちに与えられた聖霊を通して,わたしたちの心の中に注ぎ出されているからです。
ローマ9章33節
33 「見よ,わたしはシオンに,つまずきの石と,とがのもととなる岩塊とを据える。だが,それに信仰を置く者は失望に至ることがない」と書かれているとおりです。
テサロニケ第一5章8節
8 しかし昼に属するわたしたちは,冷静さを保ち,信仰と愛の胸当てを,また,かぶととして救いの希望を身に着けていましょう。
エフェソス6章17節
17 また,救いのかぶと,それに霊の剣,すなわち神の言葉を受け取りなさい。
1 忍耐するのに「救いの希望」はどのように助けとなりますか。
神が救ってくださることを確信していれば,
思考力が守られ,逆境,反対,
誘惑などに遭っても冷静さを保ちやすくなります。