自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
12月26日 健全な忍耐力を培う
健全な忍耐力を培いましょう。
不健全な辛抱と健全な忍耐の違いは、わかってきていますか。まわりの人から「我慢しろ」「辛抱しなさい」「自分勝手なことはするな」「わがままだ」「文句をいうとバチが当たる」「黙っていなさい」「言われたとおりにしろ」「メソメソするな」などといつも言われて育つと、自分の言いたいことやしたいことと、してはいけないことの区別がつきにくくなります。
しばらくすると、「どんなに悲しくても、それほどたいしたことでもないかもしれない」「自分がしたいことは、できないに決まっている」「自己主張は、してはいけない」「自分が悪い」「自分のせいだ」「自分さえ我慢すれば、何とかおさまる」などと思い込んでしまいます。自分が感じ見た事実は否定され、自分の感情を殺し、どんなに惨めな伏態にあっても、これしかないと辛抱に辛抱を重ね、状況はますます悪くなっていきます。
健全な忍耐は、過去のまちがいやまわりの人の成功から学び、適当な行動をとったあと、自分の独立、責任、自己尊重、自由さが得られる方向に向かうときに必要なものです。
アビューズを受け続けるような不健全な忍耐は捨てて、自分を大切にできる健全な忍耐力を培いましょう。
舞は弟と一つしか離れていない。
なのに、いつも「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい｣
と、言われ続けた。
一度だけ、塗り絵を買って欲しいと駄々をこねたことがある。
確か、買ってもらったような記憶がある。
舞が一番うらやましかったのは、
何度も言うが、父のひざの上のいつも弟がいたことだ。
舞だって、父が好きだった。
母は、いつも仕事をしているか、縫い物をしているので、
そのひざは開いていなかった。
だから、舞にとって居間は弟への憤りの場所だったのかもしれない。
=*＾-＾*=にこっ♪