夜更かしが習慣みたいになってたけど、気づけば今は完全に早寝早起きの生活になっている。

朝、窓を開けると、冷たい空気がすっと頬をなでていく。その瞬間だけで、昨日の疲れとか、考えすぎたこととか、全部リセットされる気がする。

太陽の光って、こんなにも優しかったっけ。朝の光は、人を急かさない。「ゆっくりでいいよ」って言ってくれるような、そんな柔らかさがある。

コーヒーを淹れて、まだ静かな街を見下ろす。音が少ない時間は、考えるよりも感じる時間なんだと思う。

自分の呼吸や、時計の針の音が、少しだけ愛しくなる。

早起きって、努力じゃなくて、選択なのかもしれない。気持ちいい朝を生きるっていう、ささやかな選択。