「結びの王様」とも呼ばれるボうラインノット(もやい結び)。
ブーリンノットとも呼ばれて、その昔はエイトノットではなく、この結びがクライミングでハーネスとロープを結ぶのにも使われてたらしい。
山の世界では、王様の座はエイトノットに移った感じだけど。
大変強固な結びでありながら、強いテンションがかかった後でも解きやすい。
一方、開き方向に弱いと言う欠点があるため、クライミングで使用されることはなくなったが、素早く巻きつけられる結びとして幅広く使える。
輪を作って対象物に引っ掛けたり結びつけたり。
① 結び付けるものに時計回りにロープを巻きつける。
② 長い方のロープを右手で1回ねじって内側に輪を作り左手に持ち替える。長い方のロープが輪の下側になる形。
③ 末端側のロープを下から輪に通す。
ダブルオーバーハンドノットで末端処理。