皆様、いかがお過ごしでしょうか?




久しぶりのブログ投稿になってしまい
申し訳ありません!



Twitterや最近始めたインスタグラムでは浮上していたのですが、ブログを楽しみに見てくれている方もいらっしゃいますもんね!




頑張って書いていきます!!



ちなみに今回は長いです。





とても今更になってしまうのですが、
ミュージカル「ナミヤ雑貨店の奇蹟」について
お話ししたいと思います。






あまりおおっぴらには言ってはいけないことかもしれませんが、ここに言葉を残させてください。







2020年3月26日〜31日の全8公演は、
無事に全て行うことができました。






これは正しい判断だったのか、
また間違った判断だったのか、

それは今でも考えてしまいます。






ですが、その時の我々キャストスタッフ一同の気持ちは一つでした。



もちろん強行突破ではなく
数え切れないほどの多くの方々の協力があってのことです。



ここに深く感謝申し上げます。
本当にありがとうございました!










そして、なぜ今になってナミヤについての
ブログを書いているのかというと、


ずっと伝えたくても伝えられなかったことがあるからです。





僕からみなさんへ伝えたいこと。

たくさんありますが一つ言わせてください。








「大切な人への手紙、その気持ちを忘れずに」










です。

ナミヤ雑貨店の奇蹟のストーリーは
主に手紙のやり取りなんです。


最近僕は手紙を書くことをしていなかったので、自分の役作りや全体の気持ちの流れ、相手に手紙を書く時の感情など、いろんなことに悩みました。





ですが、そのすべての悩みは突然消えました。








実は稽古期間中



自分の祖父が他界しました。









稽古が終わった後、電話が鳴り、
急いで向かったのですが
最後の瞬間には立ち会うことができませんでした。





いつだって元気いっぱいで大きな声で
「かおる!」って名前を呼んでくれた
そんな優しいおじいちゃんでしたが、


自分の名前を呼ぶための息を吸う力は
もうありませんでした。






状況が理解できない日が続きました。





稽古も続いている。


中継のロケもある。



大変な時でも仕事は一生懸命取り組みました。



誰よりも楽しみにテレビの前で待ち
中継は全ての回を見てくれていたおじいちゃんのためにも、がんばりました。






通夜にはなんとか出席できました。




その日のために感謝の手紙を書きました。




前日が中継のロケだったため、ホテルで書きました。




僕が生まれてから24年間、
1ミリも目を離さずずっと体の心配をしてくれたおじいちゃん。



今までの思い出を振り返りながら
手紙を書きました。




涙が溢れて止まりませんでした。




久しぶりに泣きました。




手紙がくしゃくしゃになりました。




インクが滲んでしまいました。




もっと「かおる!」と大きな声で
名前を呼んでもらいたかった。



そのことを1番に思いながら手紙を書きました。








手紙を書き終わり、気持ちも落ち着かせていた時、ふと思いました。




「これが大切な人に送る手紙なんだ」





文章がめちゃくちゃになってもいい。

字が汚くたっていい。


ただ、この気持ちを、この人に届けたい!





その時に、ナミヤ雑貨店の奇蹟の台本を読み返しました。



いろんな登場人物がいます。



その人たちはどんな気持ちで手紙を書いたのだろうか。



それが、前より感じるようになりました。




これが今回、僕が皆さんに伝えたかったことです。




ミュージカル「ナミヤ雑貨店の奇蹟」

無事公演は行うことはできましたが、悔しい気持ちは残っています。



こんなにも素敵な作品、素敵なキャストスタッフであるのにこれで終わっていいのか。



これは勝手に自分が発言しているだけですが、



ぜひ再演をしてたくさんの方々に
舞台を観にきていただきたいです!!




大切な人に送る手紙、その気持ちを忘れずに
観劇していただけるとより良く感じると思います。







長々と失礼いたしました。








僕は応援してくれるファンの皆さんが大好きです。

家族も大好きです。


その支えとなる人たちの存在のおかげで
今の自分がいることを心より感じています。



本当にありがとう。



これからもそばにいてください。






藤原 薫