入院まで1週間を切り、手術までちょうど1週間となってしまいました早く前回の治療について書き上げなければ
入院当日は、着いてすぐに主治医から家族と、
再度私への手術についての説明があり、
同意書にサインをして、夫とはここでお別れ
滞在時間30分くらいだったかな
個室が空いておらず4人部屋に通され、
早速お昼寝していると、担当看護師、オペ看、薬剤師、
麻酔の先生、1時間ごとに代わるがわる説明と、
同意書にサイン...と来るので、
昼寝しちゃすぐに起こされ、ゆっくりする暇なかったです
そして私は精神安定剤と眠剤常用者なのですが、
入院当日の眠剤は違うものに変更になり...
はっきり言って、一睡もできませんでした。
長い夜でした...非常に苦痛でした...
隣のカーテンの奥の人の物音といびきが凄くて
どーせ全身麻酔で術後にちょっと起きても、
ずっと寝てるだろうからいっかなんて開き直り
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そして迎えた手術当日。
お昼過ぎに手術の予定が、前の人がスムーズに終わったので、
少し早めだけど(1時間以上早かった)移動しましょうとなり。
夫には近くにいてもらったので、それを伝えて来てもらおうと連絡したのに、待てど暮らせど上がってこず、ちょっとトラブルに巻き込まれて、結局手術室入室の立ち会いには間に合いませんでした
執刀医兼主治医の先生から、もういいよねと聞かれたので、
別に死ぬような手術じゃないし、大丈夫です~
と答えて、颯爽と手術室に吸い込まれた数分後に到着したと後から聞きました
帝王切開に比べたら皮膚の表面切って中から出すだけと思い、
結構ビビることもなく談笑しながら気が付いたら終わってました
今回、膿んでいたこともあり、
手術で切開した部分の下にドレーン(管)を通していたので、それはそれは恐ろしかったことと、傷口を内側から縫ってるそうで、抜糸が要らないのだとか。代わりに傷口をテープでホッチキスで留めるように等間隔に直接傷に貼ってるんですよ
え...これはがすの怖くね
ってか絶対痛いやつよな?はがすのも怖いし、何より管抜くのが怖くて(体に穴が開いているわけですから)、手術当日は1時間ごとに6回(6時間)バイタルチェック諸々に来て確認してくれ、そのあとは寝返りうってもいいと言われているものの、管が怖くて寝がえりが打てず、ああ~尻の骨が痛い...人はこうして褥瘡が出来るのだな...なんて考えました
そしてまた夜がくる。もうね、眠れない。
傷は痛くない。管も気を使ってるので、引っ張ることもない。
でも、全身麻酔を使ったので頭を上げられなくて、じわっと忍び寄る偏頭痛の影。一晩中結構激しい偏頭痛に襲われ、氷枕持ってきてもらって、少しでも頭の高さを上げて、服薬して翌朝を迎えました
帝王切開した日の夜と同じくらい、果てしなく長い夜に感じました眠剤は常用してるやつじゃないと効かないね
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手術翌日、朝起きてというよりは明るくなって、
血栓予防のフットマッサージャーも導尿も点滴も取れたので、自由行動に。胸のドレーンは外れなかったので、ポケットに突っ込んで移動しました。
たった1日完全に寝て過ごしただけで、まずご飯を食べるのに精神力が必要で。お箸が持てないんですよ。そして咀嚼がすごーーーく怠い。1時間かけて食べきりました
恐る恐る傷を見てみると、まぁ私のお世辞にも大きいとは言えないけれどおわん型の形の良いおぱーいは見事に不自然に垂れ下がり、右胸の内側から外側まで一直線にでっかい傷が入りました
そして、乳輪下に出来てたのを除去したのが、そこそのものは切っていないのに、しこりを剥がした影響か、そこから滲出液の様なものが出てきて
地味に痛いので、とにかく時間きっかりに痛み止めを飲んで、あまり痛みを感じることなく、リハビリの様にちょっとずつ動きながら過ごしました
そしてこの日の午後個室が空いたので、躊躇なく移動しました
帝王切開と何が違うって、あっヤバイくしゃみ出るから間に合わず、豪快にヘクシューーーンとしても、まったく痛くなかったこと
皮膚しか切ってないのと、筋肉やら何やら何層も切るのとでは物理的にも違うけど、それでちょっとテンション上がりました
そして手術翌々日には朝イチ、胸のドレーンも外れ、シャワーの許可が下り、売店でお菓子屋スイーツを買いあさり、部屋でやることなくて、韓国ドラマ(持ち込んだiPad mini)やTVerでドラマ見たり、スプラトゥーンやったり、ナンプレ買ってやってみたりしました
食っちゃ寝、食っちゃ寝、ってそうそう出来るものではないというか、動かないと疲れないので眠たくならないし、消灯に合わせて眠剤飲んでさっさと寝るので、昼間寝すぎると偏頭痛するしで、結構有意義にのんびりと過ごしました
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退院当日は、会計を済ませて、次回の予約(1週間後、手術後のテープを取るのと、経過受診)をして、無事に退院したのが土曜日。痛み止めを多めに貰い、抗生剤を飲み切るように言われ、1週間分の抗生剤と胃薬を貰い、取り敢えず実家へ帰り、日曜の夜自宅へ帰りました
翌々日の月曜日には仕事に復帰しました
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そして経過受診の日...
先生が取った組織の検査結果の話をつらつらしながらベリベリ~と豪快にテープを取るではありませんか
痛いと思って脂汗をかきながら待合室で怯えていたのに、一瞬な上、はがしてくね~とかも何もないんかいと思ったものの、心の準備をして剥がすのに集中するとほんの少しの違和感も痛いと感じてしまうので、これくらいでちょうどよかったのかも。
剥がしたあとは、右胸の右端に内側から縫った糸の結び目がちょこんと出てて、乳輪右にやはり瘡蓋が出来ていて、でも滲出液とかも何もなく、ちょっとチクチクするような不快感が時々あったのも消えました
ちなみに、吸収される糸で縫ったと聞いてたけど、いつだったか、コロッと皮膚から離れたので引っ張ってみたら、ずずずず~~~と糸が出てきたんですよ。恐怖でした
で、ある程度引っ張ったところで、タオルの糸がほつれて生地の端が寄るのと同じで、右胸の左端が突っ張る感覚がしたので、これ以上引っ張ると危ない?と思ったのでハサミで切りました
正直、1週間程度は切った糸の先が悪さでもしてるのか、チクチクするような感覚があったけど、今では完全に消失しています
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術後ちょうど3か月を迎えた現在、まだ傷が時々シクシクと痛むことがあるけど、エコーでみたところ何も残っておらず、きれいな状態とのことでした。
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取り敢えず、今回の肉芽腫生乳腺炎については、ここまでが現状です