昨日、ある組織の混沌に巻き込まれたことで、
私の身体と神経系がずっと小さく「危なかったよ」と警告を出していたのに、
そのサインを言葉として理解できるまでに、丸一日かかりました。
昨日の出来事が、思った以上に私の神経系にダメージを与えていたことに、
今日の午前中になってようやく気がつきました。
気付いた瞬間、
身体のどこかが「ふっ」と緩んで、
胸の奥にあった張りつめた膜が少しだけほどけて、
半分くらい呼吸が戻ってきた感じ。
「これはトラウマ化しているレベルだ!!」
と、言葉としてはっきり認識したことで、
“これは危険な出来事だった” という私の神経系の言葉、
つまり感覚が、意識に翻訳されたのです。
その“気づき”そのものが、
大きな回復の第一歩になったのでした。
■ トラウマは「大きな事件」だけで起きるわけじゃない
多くの人は、
トラウマと聞くと “劇的な出来事” を想像しますが、
実際にはそうではありません。
私が昨日体験した、その組織での
境界線の崩れた人間関係や、
役割が曖昧な組織の混乱、
責任の押しつけ、
予測不能な決定……
こういった “社会的カオス” は、
人間の神経系にとって
とても強い脅威刺激になります。
むしろ、
大きな事件よりも、
「安全だったはずの場所が突然カオスになる」ほうが
神経系のダメージは大きいことがあるのです。
■ 私に起きていたのは「過覚醒+収縮」の反応
昨日の私は、まさにこれでした。
• 何が起きたのか理解でき過ぎてしまう
• システム全体が崩れていく未来が見えてしまう
• 誰が責任を回避しているか一瞬で読めてしまう
• どこに危険があるか身体が察知してしまう
こういう時、神経系は一気に “戦闘モード” に入ります。
その後、
「これは私にはどうにもできない」と感じたとき、
身体が急速に収縮し、
冷えたり、疲れを感じたり、呼吸が浅くなったりします。
これはすべて 正常な生理反応 です。
精神力が強いとか弱いとかの問題ではありません。
トラウマ領域で言われる、
“異常な状況での正常な反応”
■ 「トラウマ化してる」と気づいた瞬間、神経系が緩んだ
不思議なことに、
人は “名前をつけられないストレス” に最も弱い生き物です。
逆に、
「これはトラウマ反応だ」と理解した瞬間、
身体は “分類” と “意味づけ” ができて、
脅威のレベルが下がります。
まさに、今日の私はそれでした。
気づいただけで半分楽になる——
これは臨床でもよくあることです。
■ トラウマ反応を感じたときの私の応急ケア
昨日〜今日の私がやったことを、簡単にまとめます。
● 1. 距離を置く
その話題・その人・その場所から離れる。
● 2. 身体を広げる
背中・胸・脇を開いて呼吸を取り戻す。
● 3. 地面を感じる
足裏を押して戻す。
● 4. “安全なつながり” を思い出す
信頼できる人や場所を思い浮かべる。
● 5. 自然に触れる
私の場合は庭・森・畑が最強のアンカー。
夕方、裸足で畑を耕してアーシング。
これはマジ最強!!
すると、
過覚醒だった神経系が少しずつ ventral(社会神経)に戻っていきました。
■ 最後に:
もし同じように
「組織の混乱」や「人間関係の曖昧さ」で
身体が強く反応してしまった経験がある方がいたら——
どうか覚えていてください。
それはあなたの弱さではなく、
あなたの身体が “危険” を正しく察知しただけです。
気づくことは癒しの第一歩。
そして、気づいたあなたの神経系は
ちゃんと回復の方向へ動き始めています。
カウンセリングルーム・フォレスティエ