受信器


どんなに素敵な音楽も

どんなに深い詩も


受け取る器が

整わないと。


知らない間に

ひび割れている。


あまり勢いよく

注ぎ続けても

壊れてしまうことがある。


でも、

注いでみたからこそ、

氣づけることがる。


怖がらずに

注いでみる。


割れたって

いいの。


傷は、

治るから。


自然に

そうなっているの。