イソップ寓話の中にキツネの話があります。
たしか『キツネとブドウ』だったと思います。
キツネが高いところにあるブドウを見つけ、
いろいろ手を尽くして取ろうとします。
しかし、どうしてもとどかない。
怒ったキツネは、
「あのブドウは酸っぱい」
と捨て台詞を残して立ち去るのです。
酸っぱいか甘いかわからないはずなのに、
自分の弱い立場に居直り、
自分を正当化してしまう…
この場合、キツネは自分の力の
至らなさを認めて、
「あのブドウは甘いか酸っぱいかわからない」
と言うべきだったのではないか
自分の立場を突き放してみることが
できる人は、他人も客観的に
見ることができる
自分や他人をさめた目で見つめる
ことから、他人に対する思いやり
が目覚めるようなら気がする
言い方を変えると
自分と他人を、突き放した目で見つめ、
なおかつ温かい思いやりを持ち続ける
という姿勢につがってくる
不満を持つことにちゃんと向き合い
不満を持つことで自分を突き放し
なおかつ温かく
自分も他人も包み込んであげましょうか♡
明日もいい一日でありますように♡