突然ですが、あなたは自分のことが好きですか?嫌いですか?
残念ながら、「自分のことが大好き!」と胸を張って言える人は、それほど多くない気がします。
これは、とても悲しいことですよね…
自分のことが好きか嫌いか、それには、自己肯定感が大きく影響しています。
自己肯定感とは?
自己肯定感とは、「ありのままの自分をかけがえのない存在をして無条件で受け入れ、肯定できる」感覚のことと定義できます。
もう少しわかりやすく言うと、他人と比較するのではなく、自分という存在そのものを自分で認め、自分に対して価値を感じることができる感覚と言えます。
そして、ありのままの自分、自分という存在そのものには、良い自分も悪い自分も含まれます。
自己肯定感は、○○だから自分は優れている、反対に○○だから自分はダメだ、などと条件付きで自分に価値を見出すわけではありません。
あくまでも自分という存在そのものを受け入れて、自分自身に価値を感じられる感覚、状態のことを言います。
より良い毎日を送るためには、自己肯定感を高めていくことが大切です。
そのためには、誰かと比較することなく、ありのままの自分を受け入れることがとても重要になります。
78%の高校生が「自分はダメな人間」だと思っている
日本人の自己肯定感は、世界の中でも圧倒的に低いと言われています。
実際に、国立青少年教育振興機構の高校生国際比較調査によると、アメリカ・中国・韓国の高校生に比べて日本の高校生の方が自己肯定感が低く、78.6%の高校生が「自分はダメな人間だ」と思っているという調査結果が出ています。
自己肯定感が低いと何が問題なのか?
自己肯定感が低いと、「自分なんて…」「自分はダメな人間だ…」と思うようになってしまいます。
さらに、自分で自分を認められないために、承認欲求が強くなり、他人の評価ばかりを気にするようになってしまいます。
その結果、ずっと息苦しさを感じて生きることになってしまうのです。
これが、自己肯定感が低いために起こる、一番の問題です。
自己肯定感が高くなると?
逆に、自己肯定感が高くなるとどうでしょうか?
自己肯定感が高くなると、他人の評価に影響されることなく、どんな自分も受け入れ、肯定することができるようになります。
また、感情が安定し、物事を肯定的に捉え、何事にも意欲的になることができます。
その結果、自分を卑下したり否定的になったりすることなく、自分という存在を尊重し、受け入れることができるようになるのです。
まとめ
自己肯定感が高くなると、
・ありのままの自分を無条件に受け入れ、
・他人からの評価を気にすることなく、
・自分を認めることができるようになります
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