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『銀座漢方Kaonブログ』へようこそ

健康と美容に役立つ"漢方の力"をご紹介

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こんばんは

漢方Kaonのmariです

わたしたちのからだを動かす「五臓」
今日は3つ目「脾」のお話

「脾」のはたらきとは

・食べ物の栄養から氣血水を作る
・食べ物から作った水の吸収と運搬
・食べ物から作った氣や血を肺や心へ送り巡らせる
・内臓の下垂を防ぐ（胃下垂、子宮脱など）
・血が血管から漏れ出ないようにする

脾は、西洋医学でいう

"胃腸"のはたらきに近いイメージ

食べたものを消化吸収し、そこから氣血水を作り
全身に届ける役割を担っています

そのため、からだのパーツでは、
消化活動のスタート地点である口と深い関わりが！

脾が弱っていると…

食欲不振、消化不良
口まわりのトラブル
　（吹き出物が出る、口角が切れる、口臭など）
むくみ、太ったり痩せたりする
めまいや耳鳴りが起こる
疲れが抜けず、氣力が出ない
くよくよと思い悩む

こうした不調が出やすくなりますよ

また、五行で「脾」は「土」に分類されます

これは、作物を育てる大地のように、
脾には何かを生み出したり変化させたりする

性質があるため

過剰な水分や湿気には弱い部分なので、
梅雨時は特に要注意

脾が弱っているときは、
消化作業を楽にしてあげるためによく噛んで食べる、
また、冷たい食べ物・飲み物を控えて

冷えを防止しましょう

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【五臓のはたらき】"食べ物を消化吸収し、氣血水を作る" 「脾」のはなし