今回は全く知らない画家の大特集。
かなり広いスペースを使って、千種掃雲(1873-1944)が特集されていました。
千種掃雲は竹内栖鳳に日本画を学び、栖鳳の許しを得て浅井忠に洋画を学んだそう。展示室には洋画もあったのだけど、日本画の方が好みでした。
●千種掃雲「南国」
黒い丸はなぁに?気になって近づくと黒猫でした🐈⬛ 南国というタイトルでなぜ黒猫?色々気になった絵。
●千種掃雲「狸写生」
●千種掃雲「山田之冬」
●千種掃雲「忠顕卿奉帝脱隠岐之図」
後醍醐天皇の忠臣であった千種忠顕を描いたもの。タイトルからすると、後醍醐天皇が隠岐を脱出する場面のようです。この時も御所脱出の時と同じく女性に変装したのかな。知らなかったです。
掃雲は千種忠顕の直系の子孫であるそうです。
#個人的に後醍醐天皇の波瀾万丈な人生にすごく興味があります👀
他に気になったもの。
●野田凉美「商品価値を持つ言葉:健康」
離れて見るとキラキラの椅子とランプ。タイトルを見て?と思って近づくと、薬の包装シートがびっしりでびっくり😳
作品説明に書いてあった作者の意図はまだ咀嚼できていないので、頭の片隅に置いておこうと思う。
●益田芳徳「ガラスのトーテム・ポール」
●吉村正郎「フレームクロスA.B.C」
●飯塚小玕齋「竹刺編菱繋文飾箱」
この細やかさ✨日本の工芸は素晴らしいと思います。
次のコレクション展のテーマは「常設屋外彫刻」だそうです。どういう展示になるんだろう?楽しみです。
ちょっとひと息入れて、もう一つ展覧会へ向かいました🚶🏻♀️