浮世絵が生まれ、庶民に広く流布した江戸時代。戦乱の無くなった19世紀の江戸の町では、旅や美容、芝居、ペット、食事にガーデニングなどの文化が成熟し花開きました。時代小説などを読んで知っていることも多かったのだけど、それをその時代に描かれた浮世絵で見る、というのが楽しい🤭
●初代歌川広重 天保4年(1833年)頃。
庶民の間で旅行がブームに。「東海道五拾三次」より。
●初代歌川広重 嘉永4年(1851年)。
大井川をご婦人方が渡ります。担ぎ手の表情が🤣 広重の絵、好きです💕
●二代歌川国久 安政5年(1858年)。
当時のおすすめのヘアオイルはくるみオイルだったようです。この髪洗いの構図、明治以降の日本画でも見かけます。色っぽくて人気だったのかな?
●歌川国貞(三代豊国) 文政(1818-30)中期。
毛抜きの絵まである。これは女性向けの絵?
●月岡芳年 明治21年(1888年)。
猫は大人気だったようです。タイトルは「うるささう」。迷惑そうな猫の表情に注目。
●歌川国貞(三代豊国) 文政(1818-30)前期。
狗(犬)も人気でした。でも、どの絵の狗もあまり可愛くない😅
●二代歌川国貞 慶応元年(1865年)
人面魚⁉️ 魚も人気でした。これは奥御殿の女性が遊んでいるところ。鯉でしょうか。庶民には金魚が大人気でした。
●歌川国貞(三代豊国) 文化(1804-18)後期。
江戸っ子に人気のグルメの一つ、蕎麦。
●月岡芳年 明治21年(1888年)。
タイトルは「むまさう」=美味そう。美女が天麩羅をつまむ。
●歌川国貞(三代豊国) 嘉永6年(1853年)。
ガーデニングもブームになりました。一番人気は菊だったよう。描かれている男女とも粋ですねぇ。
浮世絵は今の情報誌やアイドル雑誌みたいな側面もあったみたい。そういう風に見ると、当時の流行りが分かり、なかなか興味深いです。
今回は絵師の名前はあまり気にせずに浮世絵を見ていきましたが、「別嬪さん発見!」と思うと、月岡芳年の絵でした。芦屋市立美術博物館にも行かなければ💓










