オーバーホール承り中

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♦綺麗に乗られているBASSO社のMONZAをオーバーホールしてほしいとのご依頼をお受けしましたので作業内容をご紹介。

 

まあ過去に組み換えネタなどでいつもやっていることですが作業内容を定期的にブログでご紹介しとこうかなと。

 

 

 

♦早速ばらしていきます。

 

メンテナンス台に吊りたいのでとりあえずバラバラに

 

 

 

♦パーツ類をバラしたらヘッドパーツ類をグリスアップするんですが当然、古いグリスに泥や埃が付いてデロデロに

 

 

 

♦まずはベアリングや玉押しなどを綺麗にします。

 

パーツクリーナーをぶっかけるのはNGなんで地道にウエスやティッシュで磨きます。

 

 

 

♦フォーククラウン部の玉押しも綺麗にします。

 

 

 

♦耐水性に優れるグリスを上下玉押し、上下ベアリング、フレームの上下のワンに塗布してフレームに取り付ければ終わり。

 

 

 

♦スプロケットやチェーンなどを洗浄して綺麗にします。

 

チェーンはこれまでのものから新品に変更とのことで新品なら洗浄の必要はないかと思うかもしれませんが

 

新品のチェーンについているオイルは防錆的なものなのでこの際、一緒に洗浄して後でチェーンルブを振ります。

 

例によってワコーズのフィルタークリーナーをドベドベ・・・

 

 

 

♦綺麗に乗られているので大して汚れていないスプロケットと新品のチェーンでも洗浄液がブルーから群青色みたいな色に。

 

 

 

♦汚れが落ちたら水洗いです。

 

フィルタークリーナーは水と反応して白くなります。

 

 

 

♦30倍ほど薄めたら無害になります。

 

 

 

♦完全に洗浄液の成分がなくなるまで洗浄してくださいね。

 

なお、完全に脱脂してしまうのでチェーンなどには必ずチェーンルブなどを振っておいてください。

 

 

 

♦ペダルの軸も綺麗にグリスの汚れなどを除去しておきます。

 

 

 

♦今回はフレームのガラスコーティングはオーダーされていませんがオーダーがあろうとなかろうとクリーナーで綺麗にします。

 

 

 

♦冒頭の方のバラし画像で汚れてたBB周りもこんな感じに。

 

もちろんBB固定部のネジ切り部分も汚れたグリスなどは除去済み。

 

 

 

♦ホイールの振れ取りなどのチェック。

 

今回、お客様が持ち込まれた理由が『転倒したのでオーバーホールがてら全体的にチェックしてほしい』とのこと。

 

ホイールも振れてるかもしれないとのことでしたが…さすがNOVATECのJETFLY、全く問題なし。ほぼ振れてなかったです。

 

 

 

♦リムもクリーナーで磨くのですが…見ての通り綺麗なのでしたけどね

 

 

 

♦取り外して洗浄していたディレイラーハンガーと固定ボルトをセットし固定ボルトにグリスを塗ってきっちり締めて固定。

 

 

 

♦ホイールのフリーに耐水性の高いグリスを薄く塗ってスプロケットをセットしフレームにホイールを固定。

 

 

 

♦次にディレイラーハンガーの精度チェックを行います。

 

異なる場所4点くらいで歪んでないか、平行になっているかをチェック。

 

問題なしです。

 

 

 

♦ドロドロのクランクも・・・

 

 

 

♦当然綺麗にします。

 

ダストシール部分は取り外してグリスを薄く塗布して再装着。

 

 

 

♦ディレイラーなどの可動部にもオイルを垂らして数回稼働させたら余計なオイルは拭き取っておきます。

 

 

 

♦ブレーキシューに刺さった異物も千枚通しなどの先端で抉り出します。

 

 

 

♦フレームに前後ホイールを取り付けてハンドルやBB、クランクやディレイラーなどを取り付けたら次はケーブルの設定。

 

画像は採寸したブレーキケーブルの断面をサンダーで慣らしたところです。

 

 

 

♦今回使うケーブルはブレーキ、シフトとも『日泉ケーブル』のワイヤー。

 

日本のメーカーが製造しているケーブルで鋼線の数がシマノをはじめ他社より多く、手触りがとてもしなやか。

 

より集めた鋼線の表面を真円に均すことでとてもスベスベの表面になりました。

 

シマノや他社がワイヤーの表面にコーティングを施して滑らかに…の逆でワイヤーを削って磨き上げるという発想。

 

組み合わせも自由でシマノのアウターケーブルに日泉のインナーワイヤーでもOK。その逆の組み合わせでもOK。

 

今回はインナーは日泉、アウターはシマノの組み合わせ。

 

 

 

♦リアディレイラーのケーブルの突き出し部分のノーズですが画像の上が元から付いていたものです。

 

当然傷んでいるので下の綺麗なものに交換です。

 

 

 

♦ケーブルの設定が完了して後はブレーキやシフトの調整ですね。

 

 

 

♦例によってフレームプロテクターを付属させてます。

 

 

 

♦BB下部のガイドにはケーシングを通してます。

 

 

 

♦バーテープを巻いてサイクルコンピューターやセンサー、ドリンクホルダーなどのアクセサリを元の位置に取り付け。

 

 

 

♦これで完成です。

 

シートポストももちろん一度引っこ抜いて古いグリスを除去して新しいグリスを入れております。

 

まあだいたいこんな感じで作業しておりますね。

 

 

 

♦オマケ的な要素では転倒時に付いたと思われるキズがヘッドパーツのトップキャップにあったので・・・

 

 

 

♦黒い塗料で塗っておきました。

 

塗った直後なんでテカってますけど乾いたら普通に馴染むはずです。

 

以上、オーバーホールの流れ的なご紹介ブログでした。

 

 

 

――おわり――

 

 

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