♦昨日はガラスコーティングネタをやりましたが懲りずに今日もコーティングネタです。

 

本日はスチールフレーム(鉄製フレーム)のみ対象というコーティングです。

 

しかもコーティングと言ってもフレームの外ではなくフレームを構成するパイプチューブの『内側』をコーティングします。

 

これまでも予約特典だったり裏メニュー的オプションだったりで3回ほど施工しました。

 

今回、今後施工メニューに加えようかなぁ…というわけで最近施工した画像を基にご紹介。

 

 

 

♦内側って何ぞや?って話になると思うんですが要はフレームは外側は塗装されてるけど内側はされてない。

 

アルミやカーボンはフレーム内部に雨水が侵入したり湿気が籠ったりしてもシートポスト抜いてひっくり返し乾かしたらOK。

 

が、鉄フレームの場合は内側は塗装されてない素の鉄なんで一度濡れたり湿気たあとほっとくと錆が浮いたりしてきます。

 

長く乗られている鉄フレームのオーバーホールを担当するとたまにBBを開けたらBB周りにうっすら錆が浮いてたということも。

 

まあうっすら錆が出たところで腐食レベルでなければ神経質になる必要もないけど錆が出ること自体いい気分でないことは確か。

 

つまりはこういう錆が出ないように『オイルをパイプ内部に噴き付けてコーティングしちまおうな作業』です。

 

ガラスコートと対にはならないけど鉄フレームに限ったサービスも面白いかな…という感じで。

 

 

 

♦そしてこちらがこの作業に使うオイル。

 

和光ケミカルの『ラスペネ』と命名されたオイルです。

 

効果は浸透・潤滑・防錆・水置換と書かれています。

 

粘性は高くはなく割とサラッとした印象です。

 

これをフレームの内部に噴射していくわけです。

 

 

 

♦まずこれが噴射前の状態のシートチューブを上から(サドル側からBB側に向けて)見た状態です

 

下の方に見える穴はケーブルのガイドを固定するネジ穴です。

 

施工するときはフレームだけに分解しています。

 

 

 

♦というわけでフレームに設けられた穴という穴からラスペネを噴射していきます。

 

 

 

♦スチールフレームの各パイプには穴が設けられているのでここからも噴射。

 

 

 

♦ボトムブラケットなど各チューブの接合部には大穴が開けられているのでここからも噴射。

 

 

 

♦一通り噴射し終わると今度は全体的になじませるためにフレームを縦にしたり…

 

 

 

♦ヘッドの方を下にしてみたり…

 

 

 

♦横にしたりナナメにしたりと満遍なくラスペネが行き渡るように動かします。

 

傍から見るとフレームを持って定期的にクルクル動かしている怪しい行動ですが重要な工程です。

 

この時、フレームの穴という穴からオイルが滴ったりしますがこれらがあんまり出なくなってきたらOKかな。

 

 

 

♦もう一回施工前のパイプの内側を貼っておきます。

 

これがビフォー。

 

 

 

♦これがアフターとなります。

 

BB側の穴からの光が内側に反射してテカテカになってます。

 

 

 

♦ヘッドチューブが分かりやすいですかね?

 

チューブ内部にラスペネのオイルよる油膜が形成され鏡みたいになってます。

 

フッ素を含んだ油膜で水置換性と防錆性が高く水分を寄せ付けません。

 

雨の日だろうがスチールフレームのバイクを乗られる方やオフロードを走るシクロクロスやMTBにもおススメですね。

 

 

 

♦BBハンガーの内部もこんな感じにしっとり…。

 

BBの固定されるネジ切り部はラスペネを拭き取り別のグリスを塗布します。

 

 

 

♦というわけで組み上げて完成です。

 

ラスペネ噴いてから3日くらいは寝かします(というより暫くいろんな角度で置いて余分なラスペネを穴から排出させるため)

 

当店で新車と同時購入で『¥5,000』。持ち込みなら『¥10,000』ってところでしょうか。

 

持ち込みの場合は別途ケーブルワイヤー類やバーテープなども必要ですね。

 

 

 

♦最初の方でも書きましたがまあ、絶対にやっとく必要もないけどやっといて絶対損はないコーティングかと。

 

スチールフレーム限定の施工メニューなので需要はそう多くは無いとは思います。

 

が、スチールフレーム好きで長く大事にしたい方にはオススメです。

 

とりあえず試作的にホームページも作成➡https://ekanzaki.com/products/detail.php?product_id=893

 

クロモリフレームを購入される方には今後オススメしたりしてみようかなと思います。

 

宜しくお願い致します。

 

 

 

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♦まあこのラスペネコーティングやるとだいたい床がオイル塗れになる…

 

のでご自身でやられる方はその辺の対策も宜しくお願いします。

 

あと、この作業すると手がオイル塗れになり写真撮りにくくてだいたいロクな写真が撮れてないのが問題ですな…。

 

 

――おわり――