♦先日、オーバーホールのご依頼でお預かり。

 

ガラスコーティングとタイヤチューブの交換なども併せてオーダーいただきました。

 

 

 

♦汚れが付着してはいますがフレームの表面自体はコーティングすればソコソコ光りそう。

 

 

 

♦コンポーネントは5700系の105なのでシフトワイヤーは下から抜き差し。

 

この時代の105、アルテ、デュラはシフトケーブルの付け根の方向を選べる仕様でしたね。

 

 

 

♦というわけで分解完了。

 

 

 

♦例によってフィルタークリーナーをドベドベ入れて洗浄します。

 

ただ、今回も錆が浮いていたり焼き付いた系の汚れは落ちないですね。

 

スプロケやチェーンの交換もお勧めしましたが再組付けで問題ないとのこと。

 

 

 

♦ホイールの振れ取りついでにリムを砥石クリーナーで磨きます。

 

リム面に異物やシューの削りカスなどが付いていたりするとズルズルしますからね。

 

地味ですが効果的なメンテナンスです。

 

砥石クリーナー自体はそこまで高価でもないので持っておいてもいいかもしれません。

 

空気を入れたり増し締めのチェックなど誰でも出来てかつ効果の高いメンテナンスですし。

 

 

 

♦フレームのガラスコーティングに入ります。

 

まずはアルコールで塗装表面の洗浄を行います。

 

 

 

♦アルコールで拭いただけでもそれなりに綺麗になりツヤもそこそこ出てます。

 

この表面の洗浄は建築でいうところの基礎や土台の部分なのでしっかりきっちり念入りに。

 

 

 

♦ガラスの鎧の薬剤を塗布。

 

 

 

♦コート剤を塗布した後はテッカテカになりますがこの状態ではコート剤が定着しません。

 

水で濡らしたウエスで延ばすように軽く拭くことで水分とコート剤が反応して定着。

 

 

 

♦最後に乾いたウエスで小さな円を描くように拭きあげて工程完了。

 

 

 

♦ベルギー国旗あたりにいいツヤが出てますね。

 

元が汚れが付着していただけなのでまあこれくらいは当然かもしれません。

 

 

 

♦時間的には前後しますがガラスコートの前にヘッドパーツなども清掃、グリスアップ済み。

 

 

 

♦パーツ類も可能な限りクリーニングはしています。

 

が、擦れて焼き付いた汚れや錆などはどうしても落ちないですね。

 

研磨機や強力な研磨剤などを用意すればピッカピカにできるかもしれませんが…

 

それは別業種な気がしますし工賃や納期がエライことになりそうなんで非現実的ですね。

 

やってみたい気はしますけどね。

 

 

 

♦組付けていく前にSTIレバーなどの可動部に極圧グリスを少量塗布。

 

5700系の105ですから生産から時間がかなり経ち、動きもシブく少し錆も浮いていました。

 

これによりシャキシャキ動くようになりました。

 

差しすぎはデロデロの油まみれになるので注意です。

 

自分の7800系のデュラエースのレバーもこれをすると蘇って元気に変速しております。

 

 

 

♦キャリパーブレーキのリンク部分にも塗布。

 

バネも錆が浮いているのでここに塗っておいてくれと指示も受けておりましたので塗布。

 

キャリパー交換もお勧めしたのですがこちらで良いとこのと。

 

錆が浮いていても表面だけなので使用は問題なし。

 

定期的にオイルは差したいところですが…かといって差しすぎには注意です。

 

 

 

♦タイヤとチューブを交換させていただきました。

 

こういう機会にタイヤやチューブも交換しておくと吉です。

 

チューブは外から見えないのである程度の年数を経たらパンクしてなくても交換がベスト。

 

 

 

自分の経験では5年パンクなかったチューブがある日、成型のときの縦線から裂けました。

 

なのでパンクしてないからとそのままにしておくとある日突然、寿命が来た…なんてことに。

 

なのである程度の期間で換えてしまいましょう。

 

 

 

♦ブレーキシューもチェック。

 

溝に削りカスや土ぼこりなどが詰まり、一部には砂利のようなものも刺さっています。

 

 

 

♦目打ちで溝に詰まった異物や砂利を除去します。

 

 

 

♦ケーブル類は適切な長さを測って設定します。

 

 

 

♦ボトムブラケット裏のガイドの部分にはケーシングを通します。

 

地味ですが効果的な加工ですね。抵抗感が違います。

 

 

 

♦フレームとケーブル類の接触部にはプロテクターを充てています。

 

 

 

♦ご指定いただいたバーテープを巻いて…

 

 

 

♦サイクルコンピューターやセンサーを元の位置に設置して終了です。

 

この時代のカーボンフレームはまだテーパーヘッドが主流でなく細身な印象。

 

ディレイラーもバンド式タイプですし、ケーブルもフレーム外通しのモデルが多かったです。

 

実はこのモデルは当時、購入を検討したモデルであり思い入れもあって楽しい仕事でした。

 

気楽に乗れるのを復活させたかったとのことで出来るだけパーツを残して…とのことでした。

 

 

 

♦メンテナンスやオーバーホールは一応料金などは決めてますがあくまで目安です。

 

これまでにお受けした仕事でもここは触らなくて良いとかここはこうしてほしいなどの要望が。

 

それらに応じて料金は変動しますので実際はケースバイケースとなります。

 

メールやお電話などでも構いませんがご来店可能ならお持ちいただけますと明確です。

 

出来ること出来ないこと、ご要望などを説明させていただきます。

 

場合によってはお見積りに時間を要することもありますがご了承下さい。

 

宜しくお願い致します。

 

 

 

【リフォーム中】

♦リフォーム中の店内ですがとりあえずこんな感じに棚ができました。

 

ここに将来的にパーツを置く予定です。

 

棚の隙間に更に棚を設置したりネットを貼って突き出しの棒を取り付けて商品を吊るす予定。

 

今は棚にとりあえずケミカル類を置いてます。

 

色々忙しくてなかなか更新や広報できませんがボチボチやっていきます。

 

 

 

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