「塾に課金するよりAIを使え」、とオーストラリアの大手塾自らが突然閉鎖 (2026/9/24 Daily Mail)
ついにオーストラリアの塾が閉鎖。経営者は英断だな。
私はかねてから、高学年以上の学習内容は、①良い教材があって、②本人にしっかりとした学習意欲があればAIやYouTubeなどを使って十分に自分で学べると思っている。良い教材はすでに沢山市販されているので、あとは自習できる子に育てればいい。
しかし教育産業は塾依存症の親子を作る。1950年代に始まった四谷大塚の日曜教室は、70年間かけてenaの34泊夏合宿までになった。当初はみんなが遊んでいる日曜日にちょっと余分に勉強をすれば優位に立てた。やがて日曜テストが知られわたると、平日にも塾に行くようになり、長期休みに特訓するようになり...とキリがなくなった。
限界効用逓減の法則で、ある閾値を超えると勉強時間を増やしても効用が上がらなくなる。だが、1点でも多くという思考に陥ると効率が落ちても気にならなくなるようだ。
私がやっている幼児の英語教室は1年コースしかないし、環優舎でもできるだけ早く小学校の基礎学習範囲を終わらせて、自分で中学の範囲を学べるようにしている。今は一般教養レベルまではインターネット上にいくらでも情報がある。それでも不足ならその時こそ自分で直接専門家に聞いたらいい。
塾がなくなると、勉強が好きな子だけが残り、無理やり勉強させられていた子は脱落していくだろう。...だから塾があったほうがいい、ということではない。私が言いたいのは、勉強をさせたいなら勉強を好きにさせるほうが、無理やりやらせるよりずっといいよということだ。
「うちの子、ぜんぜん勉強をしなくて...」と言う人はいろいろ真剣に考えたほうがいい。塾に行かせればいいってほど簡単な話ではないから。