百合の花を買いました。

夏の花なのに寒い季節に珍しいな~と思ったので。

 

お花屋さんに「珍しいですね。どこの産地ですか?」と聞いたら、「今は通年ですよ~」と笑われてしまいました。

びっくりびっくりびっくり

 

百合は夏の花というのは最早、古い時代の思い込みのようです。

 

環優舎に戻って花を飾って「この花なーんだ?」と子供たちに聞いてみたら、「うーん、百合...かな?? でも百合は夏の花だよね? これは何?」と困惑している。

 

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私は幼稚園の頃、まだ設立して数年の目白の伸芽会に通っていました。私はほとんど記憶がないのですが、季節の花を学ぶ授業で幼児に「ひまわりは夏の花」と教えることに違和感を感じた母は、すぐに私を辞めさせてしまいました。 母曰く、「必ず夏に咲くって決まっているわけじゃないのに幼児にそんな教え方をするなんてむかっ」ってことらしいです。

母は一事が万事そんな感じの人です。ニヤニヤ

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お店の人に百合の産地をはぐらかされてしまったのでググったところ冬に咲く百合は、「冷凍百合」と言って氷温貯蔵して生育を抑制した球根を解凍したものだそうです。ひまわりは季節をずらして種を蒔けば霜が降りるまで咲きます。

 

「百合は夏の花」、「ひまわりは夏の花」というのは科学を教えているようでいて、一般的な常識を教えていただけなのです。しかも昨日の常識は 今日の常識ではありません。俳句の季語を「冷蔵技術がなかった昔の人の暮らしでは....」と暗記する時代になるかもしれません。

 

子供たちには何かを教えるよりも、都度最新の情報を調べる習慣を身につけさせたほうがいいですね。

気を付けよう、っと。