2018年12月 第4回定例会 一般質問 | 八幡市議会議員 関東さよこ 
2019-03-30 00:06:11

2018年12月 第4回定例会 一般質問

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おはようございます。民主共生クラブの関東さよこでございます。師走に入り、男山の木々も赤く色づき、落葉が進み、ようやく冬らしい寒さがやってまいりました。国会では水道事業の運営に民間企業が参入できるようにする改正水道法や、在留資格を新設して外国人労働者の受け入れを拡大する改正入管法という自治体や地域社会に最も関係の深い法律が、十分な審議が行われないまま採決され、市民の暮らしと我が国の将来に大きな課題と不安を残すこととなりました。
 さて、時がたつのは早いもので、私が市議会議員として2期8年目の最後の一般質問となりました。思い返せば、この壇上で初めて提言させていただきました中学校給食の実施を初め、子育て支援センターすくすくの杜のオープン、雨水地下貯留施設の設置など、その他多くの事業が同僚議員と理事者のご理解、ご協力によって実現いたしました。しかし、少子・高齢化、人口減少社会が進行するもとで、本市の貴重な資源や特色を生かした持続可能なまちづくりをするためには、市民参加による行政の推進がより一層重要であります。私も引き続き市民の皆さんとともに、安全・安心で人や環境に優しいまちづくりのために、しっかりと取り組んでいかなくてはならないと強く決意しているところです。
 それでは、通告書に従いまして質問に入らせていただきます。
 まず1点目は、水害対策についてお伺いします。
 我が国は、防災に対して巨大な投資が行われているにもかかわらず、先進国の中で災害による死者や損害が最も多い国と言われています。特に近年、気候変動の影響で起こる水による災害の規模がより大きなものになっており、水害対策は日本の大きな課題の一つであると言われています。
 ことしの7月には、西日本を中心に広い範囲の記録的な集中豪雨、西日本豪雨によって河川の氾濫や浸水害、土砂災害が発生し、死者が200人を超える甚大な被害がありました。このような状況は八幡市も例外ではなく、過去から幾度となく大雨による洪水被害を受けており、昭和30年代から排水機の設置や河川の改良などの内水対策が講じられてきました。最近では平成24年8月の京都南部豪雨と平成25年9月の台風18号での浸水被害があり、それらを教訓に平成26年度には八幡市公共下水道事業雨水排水計画を策定され、この計画に基づいて事業が進められているところです。とりわけ下水道事業として行われている雨水地下貯留施設の設置は、過去に浸水被害を受けられた市民の方からは大きな期待と評価を受けているところであります。しかし、水害対策は地下貯留施設だけで対応し切れるものではなく、計画に示された河川や水路の整備、改修とあわせて、流域の開発時の適正な雨水排水対策、排水機や樋門の設置など、総合的な取り組みを継続して推進していく必要があります。
 今もなお大雨の予報がされるたびに、過去に浸水被害を受けられた市民の皆さんは河川の水位に敏感になり、水害が発生するのではないかと不安を感じておられます。
 そこで、本市の現在の取り組み状況と今後の方針をお伺いしたいと思います。
 1、八幡市公共下水道事業雨水排水計画では、洛南処理区665ヘクタールと八幡排水区117ヘクタールを対象に、整備目標が10年確率降雨、計画降雨が1時間当たり65.2ミリで策定されています。この計画では六つの雨水地下貯留施設が計画されており、そのうち1施設は完成、1施設は工事中であり、この計画以外にも新庁舎建設の際に雨水地下貯留施設が予定され、取り組みが前進しているところです。しかし、計画で示されている残りの四つの雨水地下貯留施設ができなければ豪雨時にどのような影響が出るのか、お聞かせください。
 また、水路の改修についても、難易度の低いところから着手するよう年次計画が示されていますが、計画どおりに進んでいるのかどうか、現在の進捗状況をお聞かせください。進んでいないのであれば、困難な理由をお聞かせください。
 2、八幡市公共下水道事業雨水排水計画で整備が予定されていない河川についてお伺いします。
 最近の豪雨災害の中で、特に九州北部豪雨や西日本豪雨では大量の土砂が河川に流入し、河道が閉塞されたことによる氾濫が発生しています。八幡市内の中小の河川は、10年確率降雨に対応した整備計画に基づいて維持管理されています。しかし、市町村の策定する多くの整備計画は、洪水時において水のみが流れる条件で河川の流量が予測されているものであり、実際、洪水時には水だけでなく土砂や流木、ごみなどが流れてくるため、10年に1回の洪水に対した計画であっても、土砂の流入や堆積によって洪水の発生頻度は計画より高くなると指摘されています。とりわけ山あいの中小河川は急激に土砂が堆積し、河道閉塞が発生しやすいため、このようなことを考慮した河川の整備が必要であると言われています。
 本市においても平成24年に発生した京都南部豪雨時には、土砂や流木ごみなどによって大谷谷川の河道が閉塞し、木樵谷川では岩や石が流入していました。本市で土砂が流入しやすい河川の対策はどのようになっているのか、お聞かせください。
 3、過日、山井和則衆議院議員とともに、西日本高速道路株式会社関西支社新名神大阪東事務所を訪問し、平成35年開通に向けて工事中の新名神高速道路の進捗状況や雨水排水対策についてお話を伺う機会をいただきました。本市の上流域に建設される八幡京田辺ジャンクション・インターチェンジは合計流域面積が38.42ヘクタールの開発であり、そのうち大谷川に流出するのは流域面積17.88ヘクタールの直接放流と、開発によって流出速度が変わった分をコントロールするための調整池を経ての流出があるとのことでした。八幡京田辺ジャンクション・インターチェンジや周辺地域の雨水が流出する大谷川は50年確率降雨で整備され、降雨強度は1時間当たり43.7ミリと伺っていますが、上流部は河道が狭く、八幡市域は勾配が緩く、土砂が堆積し雑草が繁茂している箇所も見受けられます。長年河川を改修されている様子もありませんが、これらの流出と豪雨に対応できるような適正な整備がされているのか不安を感じています。河川の対応能力はどのようになっているのか、お聞かせください。
 4、新名神高速道路八幡京田辺ジャンクション・インターチェンジの御幸谷川流域に当たるトンネル入り口となる美濃山西校区7.3ヘクタールは、ポンプ施設と4,400立方メートルの調整池で対応される予定であるとお伺いしました。御幸谷川は本市管理の河川であり、流出する雨水の量や対策などは本市と協議されると考えますが、NEXCO西日本との協議はどのようになっているのか。協議の内容をお聞かせください。また、本市としてNEXCO西日本に対してどのような要望や対策を求めておられるのか、お聞かせください。
 5、大谷川、御幸谷川流域に当たる美濃山欽明台地域は、新名神高速道路や第二京阪道路、ジャンクション・インターチェンジ以外にも、この二十数年の間に住宅地、商業地、工業地などに開発されました。もともとこの地域は山林で保水能力が高く、下流への雨水の流出は緩やかなものでありましたが、開発に伴って雨水の流出速度が速くなっています。雨水の急激な流出を防ぐためにも、開発時には適正な対応が講じられるものと考えますが、これまでの間、開発に伴う雨水対策についてどのような指導を行ってこられて、どのような対策がなされているのか、お聞かせください。
 6、内水排除を行うための排水機設置は、頻発する豪雨による浸水被害を防ぐためには重要な対策です。現在は木津川の水位が上昇し、市内の樋門が閉じられた場合に内水排除できるのは八幡排水機場のみです。八幡排水機場は昭和40年度にポンプ毎秒3トンを2台設置し、さらに、流域内の開発が進展したことによって昭和63年度にポンプ毎秒12.5トンを3台設置、平成4年に毎秒12.5トンを1台増設して、合計排水能力毎秒56トンの排水機場です。しかし、昭和40年度から稼働し既に50年が経過。平成4年の増設を最後に26年が経過しましたが、経年しても当初の排水能力を有しているのかどうか、お聞かせください。
 また、この間、市南部地域の開発は急速に進展しています。今後、排水機場の老朽化対策や改良、ポンプの計画的な更新が必要であると考えますが、国に要望される考えはありませんか。
 7、防賀川の上津屋樋門への排水機設置は、私の前回の質問に対して、内水排除を行うにはポンプ施設の新設もしくは増設が必要になりますことから、引き続き国に対して要望を続ける取り組みが必要であると考えておりますとのことでありました。排水機増設や新設のための要望は、この間どのような機関に対してどのような要望をされてきたのか。回数や内容をお聞かせください。
 次に、2点目は、廃棄物の減量と資源の循環についてお伺いいたします。
 さきの同僚議員の質問と多く重なる部分もありますが、私も思いは同じであり、特に廃棄物減量と地球環境を守るという観点から通告どおり質問をさせていただきますので、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。
 環境省がことしの3月に発表している数字によりますと、日本の年間ごみの量は約4,313万トン。これは国民1人当たり毎日約925グラムのごみを出していることになります。この年間の1人当たりのごみの量は日本が世界一と言われています。この日本で排出されるごみの半分以上が、ごみ焼却施設で焼却処分されています。焼却するごみの量を減らすことで地球温暖化の原因となる二酸化炭素などの排出量を減らし、環境への負荷を減らすことができます。また、ごみの焼却の際に発生するダイオキシンが問題視されてからは新たな技術が導入されているものの、まだまだ課題も多く、適正に処理が行われない廃棄物は環境や衛生を悪化させ、健康被害を発生させる可能性もあり、持続可能なまちづくりのためにも、廃棄物の減量と適正な処理、資源の循環は私たちの重要な課題であると考えています。
 そこでお伺いいたします。
 1、本市では、持続可能な環境に優しい社会の実現に向けて策定された第2次八幡市環境基本計画や第3次八幡市廃棄物処理基本計画に基づいて、ごみの減量や資源の循環利用を推進されているところです。ここでは平成33年の目標値として再資源化率が30%、1人1日当たりのごみの排出量が800グラム以下と設定されています。平成28年度の現状を見ますと、資源化率が18.3%、1人1日当たりのごみの排出量が791グラムとなっており、ごみの排出量は目標を達成されていますが、再資源化率は目標値までまだまだ遠い数値となっています。これらの目標を達成するために、本市はこれまでどのような取り組みを行ってこられたのか、お聞かせください。
 2、再資源化率が目標数値からかけ離れて低いと感じていますが、その要因をどのようにお考えになっているのか。また、再資源化率向上のためにどのような取り組みが必要であると考えておられるのか、お聞かせください。
 3、平成29年版八幡市清掃概要によりますと、家庭系ごみの量は年間1万6,858トン、そのうち可燃ごみが1万1,562トンとなっています。そのことからも、本市の家庭から排出されるごみのおよそ68%が可燃ごみであることがわかります。可燃ごみの何%が生ごみであるのか調査をされたことがありましたら、本市の状況をお聞かせください。
 4、日本の年間食品ロスの発生量は約646万トン、うち事業系が357万トン、家庭系が約289万トンで、国民1人当たりお茶わん約1杯分、約139グラムの食べ物を毎日捨てていることになると言われています。日本の食料自給率は38%であり、多くの食料を海外からの輸入に頼っているにもかかわらず大量に廃棄しているという矛盾があります。政府の目標値である食料自給率を2023年に45%に引き上げるためにも、廃棄物を減量するためにも、食品ロス削減に向けた取り組みが重要であると考えます。
 私たち民主共生クラブは去る11月9日、食品ロス削減に先進的な取り組みをされている松本市で視察研修をさせていただきました。松本市は長野県と連携して、チャレンジ800という県民1人1日当たりのごみの排出量800グラムを目指すごみ減量推進事業に取り組まれています。その取り組みの中で、食品ロスを調査する目的で家庭ごみの組成調査を実施されました。その結果、調理くずが全体の67.6%、食品以外が2.4%であり、食品ロスと言われる調理くずの可食部が14.5%、食べ残しが11.1%、手つかず食品が4.5%と、食品ロスが全体の30.1%もあることが判明しました。食品ロスは、正しい理解と一人ひとりの意識改革によって減らすことができます。その対策として松本市では、飲食店やお家で食べ残しを減らすための「残さず食べよう!30・10運動」や、食べ物への感謝や資源の大切さについて楽しく学ぶ園児、小・中学生を対象とした環境教育、家庭で余った食べ物を広く市民から集める取り組みのフードドライブなどさまざまな事業を展開され、食品ロスを削減し、ごみの減量にも大きな成果を上げておられます。
 本市も食品ロス削減に向けた各種取り組みを推進すべきと考えますが、見解をお聞かせください。
 5、第2次八幡市環境基本計画中間見直し版では、廃棄物の減量と資源の循環の取り組みの中で、学校給食における生ごみの減量とリサイクルを進めますと示されています。これまで私たち会派の同僚議員から、給食時における食品ロスや廃棄物の減量について再三にわたって質問がされています。食べ残しや廃棄食材は、量の調整やメニュー調理方法の工夫などによって減少しているとのことですが、これは調理員に努力いただいた成果であり、本来は児童や生徒に対して食品ロスや廃棄物削減に対する指導を行うことが重要であると考えています。
 ご答弁でも、中学校での食育の取り組みについて、栄養教諭を中心に食品ロスの観点も含めて取り組んでまいりたい。食べ残しを減らし、しっかり食べることができる方法を生徒に考えさせるなどの取り組みを進めていきたいとのことでした。この間、学校では食品ロスや食べ残しについてどのような教育を行ってこられたのか、お聞かせください。
 6、第2次八幡市環境基本計画中間見直し版の廃棄物の減量と資源の循環の中に示されている主体別取り組みで、市民や事業者の取り組みが明記されています。行政と市民と事業者が協働して共通の目標に向かって取り組まなくては、本市が目指す環境目標を達成することは困難であると考えています。
 まず、市民の取り組みとして、大量生産、大量消費、大量廃棄というこれまでのライフスタイルを見直します、生ごみの減量化に努めますとのことですが、これらを市民の皆さんに取り組んでいただくための働きかけ、具体的な取り組みはどのようにされてきたのか、お聞かせください。
 また、事業者の取り組みとして、事業活動や食堂から出る生ごみの減量化に努めますとのことですが、そのために事業者や食堂にどのような働きかけ、具体的な取り組みをされてきたのか、お聞かせください。
 7、プラスチック製容器や包装、袋などの適切に処理されないプラスチック製品が川や海岸から海に入り込み、海洋を漂い、世界の海に大量に存在しており、生物や生態系、環境にさまざまな深刻な問題をもたらしています。プラスチックは簡単には分解されず、長い時間をかけて劣化したマイクロプラスチックや、歯磨きや洗顔料などに混ぜるマイクロビーズなどが海洋を漂い続け、生態系に入り込み、食を通じて人体にも悪影響を及ぼすと言われています。
 先日、環境省は、2030年までに使い捨てプラスチック製容器や包装、レジ袋などの排出量を25%削減すると高い目標を掲げられました。使い捨てプラスチックの大幅な削減には、政府や企業だけでなく社会全体での取り組みが必要となり、市民一人ひとりが環境に配慮した製品を選んだり、リサイクル活動を支えたりすることが不可欠であると考えます。
 本市の使い捨てプラスチック製容器包装の排出量はどれくらいあり、本市で25%削減するためにはどのように取り組めば達成可能であるのか、お聞かせください。
 8、本市は平成27年1月からプラスチック製容器包装の分別収集を開始し、再資源化を進めています。隔週、2週間に1回の収集では、家にプラスチック製容器包装がかさばって困る、間違った週に出された収集不可シールが張られたプラスチック製容器包装が1週間放置される、プラスチック製容器包装として出しているのに、週を間違ったことで次の可燃ごみで収集されている、家にプラスチック製容器包装がかさばることを嫌い、再資源化に協力したいという気持ちがあっても可燃ごみに回しているとの声も伺っています。
 また、本市は再資源化を推進しているにもかかわらず、平成27年度791トン、平成28年度632トン、平成29年度545トンと収集量が減少しており、再資源化率の向上のためにも、そして市民の皆さんのご不便を解消するためにも、早期に毎週収集に改善する必要があると考えます。
 多くの市民の皆さんが毎週収集を望んでおられることは、今議会でも3人の議員が質問していることから、理事者も十分ご理解いただいていることと思います。第2回定例会の私たちの会派の同僚議員への答弁では、プラスチック製容器包装を毎週収集してほしいなどのご意見をいただいており、市民の方にはご負担をおかけしておりますが、処理施設までの距離の問題や現在の収集体制の実情を説明し、ご理解いただいているものと考えておりますとのことでした。何を根拠に市民の方からご理解いただいていると言えるのでしょうか。また、どれくらいの市民の方に実情を説明し、ご理解いただいたのか、お聞かせください。
 9、プラスチック製容器包装の毎週収集ができない理由は、本市の収集体制と搬入先であるリサイクルセンター長谷山までの距離の問題であり、第2回定例会において私たち会派の同僚議員は、可燃ごみと同様にプラスチック製容器包装も沢中継場に搬入すれば、距離と搬入回数の問題は解決できると提言させていただき、まだ沢中継場の更新計画が示されていないので、更新計画の準備段階で検討してまいりたいとのご答弁でありました。沢中継場は昭和54年3月に竣工し、既に39年が経過しており、城南衛生管理組合においても改修の必要性を認識されています。先日の城南衛生管理組合議会では本庁舎移転の方向性も示されています。沢中継場の更新計画の準備段階とはいつのことを指しておられるのか、お聞かせください。
 10、沢中継場は市内各市町村間のごみ収集運搬業務の均衡、公平性を図るため、焼却場を中心として半径8キロメートルラインを定め、このラインの外側のごみが搬入されています。プラスチック製容器包装や不燃ごみも同様に、他市との均衡を図り沢中継場に搬入できる体制を整えていただきたいと考えています。今議会のさきの同僚議員の質問では、効率的に収集運搬ができるよう協議、検討してまいりたいとご答弁されましたが、効率的に収集運搬ができるとは具体的にどのような内容であり、どのような内容をもって城南衛生管理組合と協議をされる考えなのか、また協議の時期はいつなのか、お聞かせください。
 これまで現時点で毎週収集は考えていないとご答弁されてきましたが、城南衛生管理組合との協議が調い距離の問題が解決するのであれば、本市は将来的にプラスチック製容器包装の毎週収集を実施する意向であると理解してよいのかどうか、お聞かせください。
 以上で1回目の質問を終わらせていただきます。ご清聴ありがとうございました。

 

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