■ペットのトイレ処理はしっかりと 

最近は、家族同然に愛情を持ってペットと同居されている方も多いと思います。特にお年寄りの家族では、お子さんも巣立ち夫婦二人で寂しいからと、犬や猫を家族として飼っている方も多いようです。そういったこともあって、ペットに関わる近隣トラブルも増えています。特にお散歩での大小便の処理や、日頃の泣き声などで、トラブルが起きます。 

こんなトラブルがありました。 

その方の愛猫はいつも家と外を自由に行き来していたのですが、お隣から、庭で糞をしているとのお叱りを受けました。植えていた花が枯れてしまったので、弁償してほしいと言われました。仕方がないことと思いながらも、お隣と仲が悪くなるようなことは避けたかったので、かれた部分の弁償をしました。その後も、もう外には出していなかったのに、以前の尿が原因で枯れると言いがかりをつけられ、弁償しろと言われるので、弁護士をたてましたが、それに腹を立てたのか、お隣からゴミを投げ込まれるなどの被害を受けました。これは、かなりひどいケースですがペットはそれほどトラブルを起こしやすいものです。中でもよくトラブルになるのは鳴き声。出来るだけ無駄吠えしないようにしつけをする必要があります。家族でしつけが無理な場合は、しつけスクールなどに頼るのもいいでしょう。更には、お散歩途中でのトイレの処理にも注意と細かい気遣いが大切です。糞を片付けるのは当然ですが、おしっこをした所にも、ペットボトルを持ち歩き水をかけて薄めるなどしてください。臭いが残りそれがトラブルの元になりますが、もし花壇や芝生であれば、枯れたりして、それもトラブルのもとになります。 

 

■ペットのいるお宅では布団叩きも注意 

ペットのいるお宅での布団叩きは注意が必要です。なぜなら、ペットの居るお宅では、ペットの抜け毛が、お布団などに大量についていることが多いからです。布団叩きをする時に、その毛が下の階へ流れてベランダに落下。たくさんの毛が落ちているのを見た下の階から注意をされるなど、トラブルが起こります。 

こんなトラブルがありました。 

数匹の犬を飼っていたお宅だったのですが、まめに布団をほしたり、選択したりしていたそうです。するとある日、下の階の方より、ベランダに毛が落ちてくると、苦情がありました。布団叩きをしている時に、飛んだ毛が、下の階に落ちていたようです。お詫びをしてそれで終わりだと思っていたのですが、何度も注意をされどうしていいのかわからず放置していたら、喘息になったのは、落ちてきたペットの毛が原因だと、治療費を請求されたそうです。 

 

■ペットの毛には細心の注意を 

こういうトラブルが起きますので、布団やじゅうたんを干したりする場合は、一度、掃除機を掛けてから干すようにしてください。ペットのいるお宅では、飼い主が思うよりも、付着した毛が舞って、下の階などに飛んでいってしまいます。ペット嫌いやアレルギーの方もいるので、洗濯をしたり、掃除機をまめに掛けるなど、配慮をしてください。 

 

■耳障りな騒音もご近所トラブルのもと 

布団叩きといえば、その音もトラブルのもと。掃除機をかけたり、音楽を聞くときなどは、騒音に気をつけましょう。自分が大丈夫だからと言って、他の人も大丈夫とは限らないのです。うるさいと思う音量のレベルは人それぞれ違うもの。出来るだけ他の人にも配慮した音の出し方をしないと、トラブルが起こります。 

こんなトラブルがありました。 

古い住宅街で、20年以上隣人として仲良く、家族ぐるみでお付き合いしてきた2つのご家族がいました。それが、ある時をきっかけに、毎日、一方的に嫌がらせを受けるようになりました。その原因は、騒音。きっかけは、被害者の家に、息子夫婦が同居するようになり、家の前の道路で子供が、大声で遊ぶことが毎日のように続きました。子供が楽しくはしゃぐ声は、時には大きく甲高いので、耳障りに思う方もいます。そして、少しずつ耳障りになっていたようでした。折をみて、被害者宅にもう少し静かにしてほしいとか、家の中で遊ぶようにしてほしいと伝えましたが、「子供のすること」「子供が元気なのは良い事」と、取り合ってもらえず、とうとう加害者家族側はノイローゼ気味に。そして、その様な不安定な精神状態になった頃から、犯行は始まりました。最初は、子供の遊具を壊したり、壁に落書きをしたりという嫌がらせから始まり、時には、生ごみを庭に投げ入れることに発展したそうです。結局被害者家族側は加害者家族側にも注意しましたが、警察にも相談しても証拠がないと立件は難しいと言われました。それから、監視カメラで犯行の瞬間を撮影して、それを証拠として提出し、刑事事件として対応してもらうことが出来ました。加害者側が深く反省をしているということで、被害届を取り下げ示談となりましたが、その後も隣人として住み続けるには、双方、精神的に、厳しい状況であることは、間違いありません。 

 

■どんな音が不快かは人それぞれ、だからこそ気をつけたい 

音と言うのは、人によって、本当に不快度合いは違います。自分で大丈夫だと思っていても、お隣や下の人には不快になることも。音楽を聞く時や布団叩きをする時には、出来るだけ小さな音にとどめましょう。迫力ある大きな音で楽しみたい時は、ヘッドフォンをするなどして下さい。自分が楽しければそれで良いという考えでの行動はトラブルの元です。他人への思いやりのある行動と生活を心がけて下さい。  

 

■駐車・駐輪も正確に 

当たり前のことですが、車や自転車の駐車位置は守りましょう。 

違法駐車をして、道路をふさがない。車や自転車は、決められた所定の位置に駐車すること。便利だからと、自宅前などに適当にとめ、前のお家の車が出しにくいなど、邪魔になるような行為を行っていると、トラブルが起こります。 

こんな事例があります。 

その方は買い物帰りに、荷物が多かったので、自宅から100メートル先にある自分の駐車場ではなく、自宅近くの店舗の駐車場に停め、部屋に荷物を置きにいきました。そして、車に戻ると駐車場の所有者に注意され、10分も停めていないのに、5万円を請求されました。納得できなかったのですが、払わないと帰れない雰囲気でしたので、払ったそうです。 

 

■車・自転車は必ず所定の位置へ 

車や自転車を停車する時には、必ず停車位置を守る事が大切です。駐車場が離れているからなどの理由で、面倒だと他人の家の前や駐車場などに車をちょっとの間でも停めていたりすると、トラブルになります。少しの時間でも、自分の駐車位置を守り停めること。自転車でも、駐車場に停めず違法駐車していると、盗難の恐れもありますので、停車場所は守りましょう。他人の駐車場に停めていて駐車料を請求されることは仕方がありませんが、高額な請求には、応じる必要はなく、近隣の駐車料金から割り出し支払うように話し合いをしましょう。まずは、トラブルにならないように、決められた場所に駐車するのが一番です。 

 

 

 

 

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