園城寺の国宝彫刻(仏像) | 関西の国宝建造物と国宝彫刻(仏像)のすべて

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関西は国宝建造物と国宝彫刻(仏像)の宝庫です。私がこれまで訪れたそのすべてをご紹介していきます。現在頑張って制作中です

園城寺は国宝彫刻(仏像)を3件保有するお寺です。

 

基本仏像は写真撮影禁止ですので、ウィキペディアから写真をお借りしています。

 

園城寺(おんじょうじ)は、滋賀県大津市園城寺町にある、天台寺門宗総本山。山号を「長等山(ながらさん)」と称する。開基(創立者)は大友与多王本尊弥勒菩薩である。日本三不動の一つである黄不動で著名な寺院で、観音堂は西国三十三所観音霊場の第十四番札所である。また、近江八景の1つである「三井の晩鐘」でも知られる。

なお一般には「三井寺(みいでら)」として知られる。

ウィキペディアより

 

唐院大師堂安置

唐院大師堂

木造智証大師坐像(中尊大師) もくぞうちしょうだいしざぞう(ちゅうそんだいし)

Sculpture of Chishō Daishi (Chūson Daishi).jpg
 

不明 - 滋賀県『滋賀県写真帖 4冊』滋賀県、1910年10月3日。国立国会図書館デジタルコレクション:永続的識別子 765748, パブリック・ドメイン, リンクによる

唐院大師堂の中央の厨子に安置。秘仏で、毎年10月29日の円珍の命日にのみ開扉される。卵形の頭の形と細い眼が特徴の独特の風貌は、各地に残る円珍の肖像に共通のものである。この像はもと比叡山内の山王院(千手院)にあったと言われ、円仁(慈覚大師)門徒と円珍門徒の抗争激化のため、円珍門徒が比叡山を下りた正暦4年(993年)に三井寺に移されたものと言われている。ただし、作風的には10世紀後半頃のものと見られ、正暦4年頃に三井寺で新たに造像されたとの見方もある。「三井寺の秘仏」の節で紹介した行事等で公開されたほか、1986年に開催された「開創千二百年記念比叡山と天台の美術」展でも公開されたことがある。

 

木造智証大師坐像(御骨大師) もくぞうちしょうだいしざぞう(おんこつだいし)

 

写真なし

 

唐院大師堂内、中尊大師像の向かって左の厨子内に安置する。秘仏で、特別な行事の時以外、開扉はされない。荼毘に付した円珍の遺骨を納めるところから「御骨大師」と呼ばれて寺内で尊崇され、出版物への写真掲載は制限されている。中尊大師像より古く、9世紀末、円珍没後まもない頃の作と思われる。

 

関西の国宝彫刻をほぼ制覇していますが、この仏像は未だ見たことがありません。

生きている間に御開帳されることがあるならば絶対に見に行きたいものです。

 

新羅善神堂安置

国宝 新羅善神堂

木造新羅明神坐像 もくぞうしんらみょうじんざぞう

 

写真なし

新羅善神堂に安置。非公開。円珍が日本へ帰国する際、船中に現れた神とされる。長いあごひげを蓄え、目尻の下がった異様な相貌、異様に細く長い指など、極めて特殊な像容を示し、日本彫刻史の中でも異彩を放っている。平安時代後期、11世紀頃の制作と推定される。「三井寺の秘仏」の節で紹介した展覧会で公開されたほか、1986年に開催された「開創千二百年記念比叡山と天台の美術」展でも公開されたことがある。

 

この像も未だに見たことがない像の一つです。

これも生きている間に公開されることはあるのでしょうか。

 

拝観

 

拝観時間 午前8時~午後5時

 

拝観料

 

  600円(個人)/550円(団体)
中高生   300円(個人)/250円(団体)
小学生   200円(個人)/150円(団体)
※30名以上は団体扱いです。

所在地

〒520-0036
滋賀県大津市園城寺町246

TEL 077-522-2238

駐車場 あります 有料

園城寺HP

アクセス

電車・バス

※京阪石山坂本線三井寺駅より徒歩10分
  別所駅より徒歩12分
※JR東海道本線(琵琶湖線)大津駅 →京阪バス三井寺下車すぐ

※JR湖西線大津京駅→京阪バス三井寺下車すぐ

 

 

園城寺の国宝建造物

園城寺金堂

園城寺新羅善神堂

光浄院客殿

勧学院客殿

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