日本政府観光局、訪日旅行の公式アプリ発表、民間企業と連携で旅行計画からタビナカまで情報提供
(トラベルボイス 2017年9月22日)
https://www.travelvoice.jp/20170922-97542
JNTOが主体となり、民間企業と連携して訪日旅行の公式アプリが提供されるのは素晴らしいことだ。
ただ、一部企業のサービス提供となるため偏が起こらなければ良いのだが、新サービスがまだまだ提供される中で情報の陳腐化に懸念を持つ。
また、これらサービスが全て無料になる中でコスト負担は、事業収益の中で達成しなければならない。
健全な発展を祈るばかりである。
【ポイント】
日本政府観光局(JNTO)は2017年9月21日から、訪日旅行者向けの観光情報アプリ「Japan Official Travel App」を開始した。
英語、韓国語、中国語(簡体字・繁体字)で提供する。
同アプリは、JNTOの中立的な立場で、民間企業と幅広い連携を実現したのが特徴。
日本全国の観光情報の記事や飲食店検索、経路案内などの一般的な観光情報と、観光庁が有する緊急時の情報や外国語対応の病院検索など訪日外国人旅行者の安全や利便性に関する公的な情報を、一元的に提供できるのがポイント。
今後は多機能トイレの位置情報やムスリム関連情報など、広告モデルのアプリでは継続的に提供が難しいと思われる情報も幅広く取り上げていく。このほか、オフラインでも検索可能なWi-Fiスポット情報や観光案内所情報も提供する。
▼「Japan Official Travel App」の連携企業
• 技術協力:ナビタイムジャパン
• 記事コンテンツの提供:LIVE JAPAN、オールアバウト、タイムアウト東京
• 飲食店検索機能:ぐるなび
• プロモーション連携:handy Japan