2008.07.13岳連・沢レスキュー講習会 | 関西蛍雪山岳会のページ

2008.07.13岳連・沢レスキュー講習会

20年度 岳連沢登りレスキュー講習会


 実施日:平成20年7月13日(日)

 場 所:台高・黒石谷

 参加者:吉田(雄)・根岸・十川・松田・多尾田・藤川・岩田


  今年の講習会は経験者班と初心者班に別れて実施した。

 経験者班には吉田が参加、搬出のシュミレーション(担ぎ・斜張り・石八等)を行う。

 初心者班は「非力な救助者が、体重の重たい要救者(事故者)を安全な場所まで水平移動する」

 というテーマで行った。(吉田以外は初心者班)



全員での講習会風景。


初心者班の講習内容


 

Aチーム 要救者:多尾田 救助者:十川・藤川(どちらも女性)


  非力?な救助者(女性)2名が約70キロの要救者を対岸の安全な場所まで移動さす訓練をする。


 ボイント:救助者の力では要求者を運べないので、水平でもいいから斜張りを張って要救者の体重を少しでも軽

      くすることであり、要救者が地面・水面に接していても仕方がない。要はロープに体重を分散し、救助者  

      にかかる負担を少しでも軽減することである。

胸まで浸かる沢を横断する。


水の中なので、重くは感じられない。


水から出ると重くなるが、体重がロープに分散されているので70キ 

                           ロには感じられない。女性二人でも楽に移動さすことができる。

                           チェストハーネスを着ければよりグッド。


無事、移動終了。


 Bチーム 要救者:K氏(他会) 救助者:松田・Mさん(女性・他会)


Bチームの要救者は重たい!


沢の中にゆっくりと下ろす。


事故者と斜張りとの連結テープの長さに注意。

                            ちょっと長いか?


長ければ事故者は水の中?


やっぱり男性が居ると力強い。