挑戦中の育苗土、その後。 | 勘六縁のお米

勘六縁のお米

岩手県遠野市にて、無肥料・無農薬の自然栽培米をさらに天日干しにした、こだわり米を作っている勘六縁です。
亀の尾という、日本でもっとも古い品種のひとつを作付しています。
夫婦で、ブログを更新しています。


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こんばんは。今日の担当は、陽佑です。昨日、裕美氏がブログ(嬉しいハプニング続きの一日でした☆ ) に書いたように、昨日は嬉しいハプニングに見舞われた日でした。農業していると、、基本的には地域の方にしか会わないです。まさか、田んぼで関東のお客様、そして、現代農業の営業の方にお会いするとは、楽しい1日でした。


稲刈りが終わり、残すは脱穀作業となっています。雨が続き、まだ半日しか作業が出来ていません。今日こそは!、と思っていましたが、昨夜から今日の午前にかけて雨が降り続き、また脱穀できませんでした。10月いっぱいで終わる予定でしたが、終わりそうにありません(笑)。


焦らず、ちゃんと乾いてから収穫します。



「無肥料・無農薬の自然栽培米を作るなら、自分で苗作りの土まで作る」


そう、師匠の石山さん(㈲石山農産 )に教わりました。去年と一昨年は、稲わら100%で作ってみました。でも、野菜の種で実験してみると、ヒエがものすごく生えてきて、苗作りには使えそうにありませんでした。


そのため今年は、石山さんに教えて頂いた通り、「発酵」の技術を使った土作りに挑戦しています。「発酵」の過程で高温になるので、そのときにヒエなどの草の種が死んでしまい、ヒエが発芽することはありません。


材料は、稲わらと田んぼの土とお米(もしくは米ぬか)です。私の場合、最初はお米(くず米)を使っていましたが、失敗しすぎて、お米がなくなってしまいました(笑)。そのため、今回は米ぬかを使っています。


何度か紹介して、聞き飽きている方もいるかもしれませんが、育苗土作りの発酵過程のおさらいをします。



① お米、もしくは米ぬかをこうじ菌発酵させる。(デンプンを糖に分解)


② 稲わらと田んぼの土、こうじ菌発酵させたお米、もしくは米ぬかを混ぜ、納豆菌発酵させる。(エサとなる糖と食べながら、タンパク質を分解)


③ 最後に酵母菌発酵です。(アミノ酸やタンパク質を合成)


味噌や醤油、お酒造りによく似た過程です。


私は、10日ほど前に、米ぬかのこうじ菌発酵が終わりました。いまは、写真のように、稲わらと田んぼの土と米ぬかを混ぜ、山積みにしている状態です。


勘六縁のお米

納豆菌発酵の特徴は、高温になることです。温度を調べてみました。43度でした。違うところも調べてみましたが、50度前後でした。それなりに温度が上がっているので、ある程度、順調な気がします。


勘六縁のお米

でも、もう少し温度が上がって欲しいかなと思ったので、今日から黒ビニールをかけてみました。


勘六縁のお米


試行錯誤しております。


無肥料・無農薬の自然栽培米づくりで必要な材料は、


① 種もみ


② 育苗土


です。種もみは自分のお米を使っていますが、育苗土は石山さんから頂いている状況です。


育苗土が作れるようになれば、自分の田んぼでお米づくりの材料がそろってしまいます。無肥料で作ると、なかなか収量が安定しないので厳しいですが、自分の田んぼで材料のすべてが揃うということは、大きなメリットだと思います。


お客様に安心してお米を提供できるし、自分の田んぼさえあれば、再生産が可能な作り方です。


私はまだ、石山さんがいないと再生産できない状況です(笑)。いまの土作りが成功するように頑張ります。


最後に、いつもの「ぽちっと運動」にご協力をお願いします。今日もご覧いただき、ありがとうございました。




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