R6年3月23日 三木市・風の森美術館へ 

雨の土曜日、仕事終わりに三木市までドライブしました。

 

まず立ち寄ったのは、三木山森林公園にある風の森美術館。

ミャンマーからきて、介護の仕事をされている青年の展示です。

ウェーヤンボンさん。1996生まれ。

 

このパンフレットの表紙の絵に惹かれて行ってみました。

20点ほどでしょうか、

日本での住宅の絵や、ミャンマーの自然の風景など。

絵画の事はよくわかりませんが、はっきりとした色使いが好きです。

もう一点、バラの作品ピンク薔薇がありましたが、

私はそれが一番好きでした。葉の色がよかったです。

 

ご本人もいらっしゃいましたが、別のゲストさんに

「これはどんな気持ちで描いたの?」など熱心な質問されてました。

どう答えられたのかは、聞かずに通り過ぎました。

 

どんな気持ち…

勝手に自分が答える気になって考える(でた!)てへぺろ

 

その時のいろんな気持ちは言葉にできないし、

取り繕いで答えて、そう理解されるのもちゃうかなぁ~

描きたくて夢中で描いたから好きに受け止めてくれ~

なんて思っちゃうかもな~

(ここは私の勝手な気持ち。失礼いたしましたあせる

 

年末に徳島の大塚美術館に行った時、

「ゴッホはこの時期…という状況下にあって…という心情だったのでは」

など説明を受けました。こうやって見る人がどんどん膨らませて

自分のその時の気持ちで見え方も変わるかもしれないし

ゴッホは「そんなんちゃうで~」言うてたりしてと

そんな事も味付けして楽しみました。

 

今回のウェーさんの作品も、素直に素敵だと感心し、

遠い国から日本にきて、ハードな介護の現場で働きながら

キャンパスに向かっている時間は

彼にとって、とてつもなく支えになってたんだろうなとか

同じように働く仲間は、絵に夢中になれる彼を羨ましくもあったのではとか

この彼の才能を応援して、作品展への後押しをした職場や周りの人たち、

そんな背景を想像しました。

 

ミャンマーでは、こんな風にベランダでお布団干さないんかな

なんて、細かい事まで想像しました。

 

帰り際、ご本人から「ありがとうございました」と

にこやかに声掛けられました。

こちらこそ、いいもの見せて頂いて「ありがとうございました」

気の利いた声掛けも感想も伝えられず、かたじけないお願い

 

 

作品の写真、どれも反射で余計な写りこみが笑い泣き

なので載せられませんでした。

 

三木山森林公園、すごく久しぶりに訪ねましたが

雨じゃなければ楽農マルシェの日だったんですね~残念