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発達障害者は、とかく誤解を受けがちです。顔色が読めなかったり、場の空気を読み取れないことが「気遣いが無い」などと、誤った理解をされてしまいます。また、自閉特有の気持ちの切り替えの難しさも、「融通が利かない」とか「我が強い」などと周囲に誤解を生みがちです。今日はそんな記事です。
【思い込みの強い彼らの世界】
うちの３歳児の次男坊。
まだ未診断なので、
発達障害と確定したわけではないのですが、
最近、特に自我が強くなってきて、
自分がこれをやると思い込んだら、
もうやれるまで、言い続けたり。
逆に、「さぁ、お風呂に入ろう」などと誘っても、
今の遊びを、中々、やめることが出来なかったりと、
気持ちの切り替えの難しさが、
成長と共に、顕著になってきている感じがします。
一緒に過ごす時間が長い家内も長男も、
最近かなり手を焼いているようです。
発達障害があると、こうした思い込みの強さや、
また自分の思いにキリをつけて、
次の行動や思考に移していくことに、
困難を抱える方が多いようです。
でも決して我がままな訳では無く、
障害特性がそうした行動を誘発するようなのです。
そして、こうした思い込みを周囲が解きほぐすのは、
中々容易ではないと感じます。
頑なな自閉圏の人たちの思い込みは、
彼ら自身で無いと、中々解けないと感じるのです。
逆に驚かされるのは、
あれだけこだわっていたのに、
ケロッと次に意識を移す瞬間です。
さっきまでの思い込み振りなど、
もう忘れてしまったかのように、
次のことに気持ちを移してしまう彼ら。
こうしたことは、子どもだけではなく、
成人発達障害者にも共通する傾向のようです。
【「気持ちの問題」とはちょっと違う・・・】
さて、「気持ちの切り替えは、本人でしかできない」
という言い方をすると、
これがまた誤解を生みかねません。
「なんだ、結局、本人の気持ちの問題か。」
と、単なる我がままや我を通しているだけと
解釈されがちなのです。
でも、自閉圏の人たちや子ども達と関わった事のある人なら、
その違いはきっとお分かりだと思います。
定型発達者が思うような「気持ちの問題」では済まない何かを、
そこに感じると思うのです。
も頑なであり、どこか融通の利かない世界。
でも、彼らをよく知っていくと、
どこか微笑ましくもある彼らの行動。
理由さえわかってくれば、
それが決して憎らしいようなものではないと、
多くの方が感じてらっしゃると思います。。
根っこまで、腹立たしいようなものではないですよね・・・
そこに障害特性があるとわからなかった頃は、
或いは戸惑われたかもしれません。
彼らのどこか融通の利かないところや、
切り替えていけない気持ちの重さに、
「これはしっかり指導しなければいけない」
と、誤った方向へ行きそうになったかもしれません。
でも、実際に当事者さんに関わってこられた方なら、
こうした行動が彼らに必要だから出ているのだと、
きっと、気づいていかれただろうと思います。
彼らの気持ちの安定維持には、必要なことなのかもしれませんね。
或いは、次々と移ろいやすい周囲への抵抗かもしれません。
いずれにしても、無理強いをすることなく、
許せる範囲で許容してあげてほしいのです。
彼らは悪気があって、そうしてるわけでは
決してないですからね・・・
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【発達障害者支援団体こころぴあビレッジ 行事ご予約はこちらから】
http://cocopv.jpn.org/yoyaku.html
【発達障害者支援団体こころぴあビレッジ 行事のご案内】
家族限定グループワーク
高機能広汎性発達障害のご家族（親族含む）が
ご参加いただけるグループカウンセリングです。
日常を離れ、ゆったりと過ごす時間の中で、
同じ境遇を持つ人たちの中で、
悩みを語ったり、思いを話したり、
分からないことを聞いてみたり。
互いの経験を交換し合う中で、
問題を一つ一つほどいていく・・・。
そんなグループを目指して、開催しています。
2012.02.15（金）10：00～14：00
大阪市内の貸し会議室で開催
定員10名（要予約）
発達障害を共に考える会
高機能広汎性発達障害の当事者・家族・支援者の
いずれもがご参加いただけます。
共に互いの話に耳を傾け、思いを感じ、
理解を深めていくためのワークです。
「テーマ」を定めてスピーチ付きのワークと、
「ノンテーマフリートーク」のグループカウンセリングのみと、
2通りのワークで開催しています。
2013.02.23（土）13：10～17：00 開場13：00
大阪市内にて
定員25名（要予約）
思いを語り、聴き、感じるワーク。
気付きの時間をお楽しみください！
発達障害者は、とかく誤解を受けがちです。顔色が読めなかったり、場の空気を読み取れないことが「気遣いが無い」などと、誤った理解をされてしまいます。また、自閉特有の気持ちの切り替えの難しさも、「融通が利かない」とか「我が強い」などと周囲に誤解を生みがちです。今日はそんな記事です。
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うちの３歳児の次男坊。
まだ未診断なので、
発達障害と確定したわけではないのですが、
最近、特に自我が強くなってきて、
自分がこれをやると思い込んだら、
もうやれるまで、言い続けたり。
逆に、「さぁ、お風呂に入ろう」などと誘っても、
今の遊びを、中々、やめることが出来なかったりと、
気持ちの切り替えの難しさが、
成長と共に、顕著になってきている感じがします。
一緒に過ごす時間が長い家内も長男も、
最近かなり手を焼いているようです。
発達障害があると、こうした思い込みの強さや、
また自分の思いにキリをつけて、
次の行動や思考に移していくことに、
困難を抱える方が多いようです。
でも決して我がままな訳では無く、
障害特性がそうした行動を誘発するようなのです。
そして、こうした思い込みを周囲が解きほぐすのは、
中々容易ではないと感じます。
頑なな自閉圏の人たちの思い込みは、
彼ら自身で無いと、中々解けないと感じるのです。
逆に驚かされるのは、
あれだけこだわっていたのに、
ケロッと次に意識を移す瞬間です。
さっきまでの思い込み振りなど、
もう忘れてしまったかのように、
次のことに気持ちを移してしまう彼ら。
こうしたことは、子どもだけではなく、
成人発達障害者にも共通する傾向のようです。
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さて、「気持ちの切り替えは、本人でしかできない」
という言い方をすると、
これがまた誤解を生みかねません。
「なんだ、結局、本人の気持ちの問題か。」
と、単なる我がままや我を通しているだけと
解釈されがちなのです。
でも、自閉圏の人たちや子ども達と関わった事のある人なら、
その違いはきっとお分かりだと思います。
定型発達者が思うような「気持ちの問題」では済まない何かを、
そこに感じると思うのです。
も頑なであり、どこか融通の利かない世界。
でも、彼らをよく知っていくと、
どこか微笑ましくもある彼らの行動。
理由さえわかってくれば、
それが決して憎らしいようなものではないと、
多くの方が感じてらっしゃると思います。。
根っこまで、腹立たしいようなものではないですよね・・・
そこに障害特性があるとわからなかった頃は、
或いは戸惑われたかもしれません。
彼らのどこか融通の利かないところや、
切り替えていけない気持ちの重さに、
「これはしっかり指導しなければいけない」
と、誤った方向へ行きそうになったかもしれません。
でも、実際に当事者さんに関わってこられた方なら、
こうした行動が彼らに必要だから出ているのだと、
きっと、気づいていかれただろうと思います。
彼らの気持ちの安定維持には、必要なことなのかもしれませんね。
或いは、次々と移ろいやすい周囲への抵抗かもしれません。
いずれにしても、無理強いをすることなく、
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分からないことを聞いてみたり。
互いの経験を交換し合う中で、
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そんなグループを目指して、開催しています。
2012.02.15（金）10：00～14：00
大阪市内の貸し会議室で開催
定員10名（要予約）
発達障害を共に考える会
高機能広汎性発達障害の当事者・家族・支援者の
いずれもがご参加いただけます。
共に互いの話に耳を傾け、思いを感じ、
理解を深めていくためのワークです。
「テーマ」を定めてスピーチ付きのワークと、
「ノンテーマフリートーク」のグループカウンセリングのみと、
2通りのワークで開催しています。
2013.02.23（土）13：10～17：00 開場13：00
大阪市内にて
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