こんばんは
最近スランプ気味(←どーでもいい)なぺこです。
今回の農トレは…
圃場として作業をさせていただいている竹子の方々と共に親交を深めようということで、土曜日に行われた竹子の方々と「親睦会」と、いう名の合鴨米を用いた芋焼酎試飲+萬田先生邸お泊り会の様子をお伝えします。
突然ですが、
芋焼酎の原料は?
と聞かれると多くの人が
「芋!」
と答えるでしょう。
それは確かにそうです。名前の通りだしね。
…でも、芋焼酎にはもう一人の主役がいることをご存知ですか?
じつは、お米も大事な役割を果たしているのです
どこに合鴨のお米が使われているのかというと、
それは「米麹」という形で。
米麹って何?と聞かれたら
それは米に麹を付けて発酵させたもの。
以上。
お米に麹を付け、ここを基地にして、芋の澱粉を糖に変え、その糖を酵母といわれる他の微生物がエタノール、すなわちお酒に変えます。めちゃ、大事。
そういえば、むかし話。外米の事故米を使っていてとばっちりで回収騒ぎになったとかならなかったとか。美少年。
芋焼酎のでき方。大雑把ですが(笑)
ざっくりいうと。栄養ドリンク的な米麹、ここにお米が使われます。
因みに、原料がall米な日本酒ではその原料米として有名な品種に、我が兵庫県で開発された「山田錦」があります。
また麹には、色で黒麹、白麹、黄麹などがいます。麹って何よ?って聞かれたら和名コウジカビという通りにカビなんですけどね(笑)
最近のCMで「キッコウジ」とか「黒○○」とかの名前の大半はここから名づけられています。
微生物学的には、「もやしもん」でいうところの
オリゼーさん
酵母さん
が活躍し、酒ができるのだというお話。
因みに、このオリゼーさんは味噌、醤油、はたまた、水産物では鰹節にまで手を伸ばし、活躍しているという和食には欠かせないえらいカビさんなのだ!
ある程度自分の専門な為、かなり前置きが長くなりました(ごめんなさい)が、実際に飲んだ焼酎の話。
で、今回は、その米麹に何と竹子集落で作られた合鴨米を使用し、芋焼酎が出来た!とのこと。
その芋焼酎の名は「かもかぐら」
製造・販売元 小牧酒造さん
で、また前置き。
この芋焼酎は、厳選されたこがねせんがん(サツマイモの品種)と同じく厳選された合鴨米で作られた芋焼酎だったそうですが、昨年まで合鴨米を生産していた合鴨米農家の方が諸般の事情で、合鴨米麹の調達が困難になったそうで…
そこで、竹子の合鴨米は有名で良質であるということから白羽の矢が立ったようです。そう、今年から竹子の合鴨米麹なのだ。
ということで写真から入っていきましょー
和やかな団欒(鍋)
お注ぎします。
試飲した酒
(左:1年物合鴨米麹芋焼酎、中央:コントロール同じ蔵のポピュラーな芋焼酎、右:今年の合鴨米麹焼酎)
皆さんが多くおいしいと感じてた?(ぺこがほろ酔いにつき曖昧…)1年物のかもかぐら
こうして、お酒をかわし同じ鍋をつつき、語り合うという文化は、日本の良き文化ですね。
最後に、お酒は20歳になってから(笑)
~おまけ~
農トレ番外編。
mission 1
川に逃げた萬田農園の鴨を追いかけろ!
の様子。
捕獲道具と籠。
探索、そして全員が川の中へ…
5羽中2羽捕獲。
餌をやるメンバー。(手ぶれ補正効かず。)
水の中に人が入るのはやはり不利で、5羽中2羽のみ捕獲。
鴨に惨敗…
因みに、写真があまりないのは…
デジカメ浸水しますたw
とならない為。一度、船で経験したので
農業は予想もしえない変化があるのが面白いですね
そして…
今年のお米はこの量だ!
農トレ圃場+萬田先生のご厚意で農トレで手刈りの泥沼地帯をいただき、合計約82㎏程。
ただし、脱穀まで。
もみすり、精米がまだなのだ。
続く?