汗の調節は衛気が行っています。

 

汗腺を漢方では腠理といい、

腠理の開閉で汗の調節をしています。

 

汗にも虚証の汗と実証の汗があります。

 

虚証の汗とは、

衛気が少なくて腠理を閉じる事が出来ず、

開きっぱなしになっているので、

ちょっとした運動などで、

汗が出てきます。

自汗と言います。

 

自汗には黄耆が入った漢方薬を使います。

防己黄耆湯、玉屏風散、桂枝加黄蓍湯、黄耆建中湯、

補中益気湯などです。