舌診 24

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通常歯痕は胖大な舌に見られる事が多いのですが、

歯痕そのものは、必ずしも胖大でなくても見られる事になります。

嫩であれば、わずかでも歯に圧迫される状況さえあらば、

舌自体の厚さは薄くても、歯痕を伴う事があります。

生体において張りは陽気によって作られ維持されます。

張りとは外に向かう力、重力に抵抗する力、

表面に沿って互いに引き合う力で形成されます。

従ってその本質は陽であり、

生理的には気または熱です。

従って歯に押し付けられた時に痕を残すのは、

気虚、陽虚などの病態においてであると考えることが出来ます。

つまり舌に痕を残すかどうかは、

湿の存在は第一義的には必要ありません。