あらゆる方向への極みは黒に通じ、

黒を抜けると、

今度はあらゆる方向に拡散する、

白の通じます。

あらゆるものを内に含むのは黒であり、

あらゆるものを外に放散するのは白です。

この様に黒をつかさどる腎と、

白をつかさどる肺は、

この世の陰陽の対極として存在しつつ、

その両極で通じ合っていて、

芯と外郭としてこの世を限局し、

この世を存在せしめています。