腎と黒 14あらゆる方向への極みは黒に通じ、 黒を抜けると、 今度はあらゆる方向に拡散する、 白の通じます。 あらゆるものを内に含むのは黒であり、 あらゆるものを外に放散するのは白です。 この様に黒をつかさどる腎と、 白をつかさどる肺は、 この世の陰陽の対極として存在しつつ、 その両極で通じ合っていて、 芯と外郭としてこの世を限局し、 この世を存在せしめています。